西郷どん感想

西郷どん(せごどん17話感想)正助の必死の助命嘆願に涙!久光の足ドン!斉興の復帰!月照と吉之助が海に飛び込んだ第17話

投稿日:2018年5月6日 更新日:

大河ドラマ西郷どん(せごどん)
第17話「西郷入水」【感想】

この記事では大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第17話「西郷入水」の感想と、勝手にMVPを決めています。

 

 

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全員が失意の内にあった第17話

「西郷入水」の題名通り、西郷吉之助と月照の心中で幕を閉じた第17話どうでしたか?

これで、とりあえず第1部完ってところでしょうか。

島津斉彬のために尽くしてきた吉之助、これまで色々ありましたね~。

そんなシーンを振り返るような場面はありませんでしたが、登場人物のそれぞれの思いから、色々と思い返されるような良い回だったと思います。

 

はじめは、ばぁちゃん・西郷きみのボケっぷりから。

あ~こんなに年取ったんだなと思わず昔の家族団らんの場面を思い出しました。

ばぁちゃんは、すでに吉之助のことすら分からない状態でしたけど、幕府から追われる身であったことを考えるとある意味幸せだったのかも。

このばぁちゃんにとっては、夫にも息子にも先立たれ、孫まで今まさに死を迎えようとしていたわけですから。

 

 

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あんなに気丈だった篤姫(天璋院)もすっかりまいってましたね。

井伊直弼から何を吹き込まれたのか、新将軍・家茂は篤姫を嫌っているようで・・・

まぁ、「ヒー様」を次期将軍にってゴリ推ししていたから、今さらと言えば今さらだし、しょうがないといえばしょうがないんですけどね。

それでも篤姫は、薩摩に帰ることをよしとせず、これからも「徳川家」の人間であり続けるという覚悟はご立派。

さすが大河ドラマ主役の先輩です。

また、この一橋派の敗北の責任を負って江戸城を去る幾島も本当に立派。

二人の別れのシーン、特に幾島の言葉にならない「ありがとうございました」には泣かされました。

吉之助には斉彬が師匠のような存在だったのに対し、篤姫にとっては幾島が師匠のような存在。

斉彬の死によって、幾島が退場するのは必然だったのかもしれません。

 

 

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薩摩では、吉之助たち郷中メンバーも失意の内にありましたが、その中で一人気を吐いていたのが大久保正助。

妻・満佐を通じて、引っ越しのサカイ(山田)に連絡を取り、西郷を助けようとひたすら奔走していました。

このとき、満佐は何も言わなくても夫の気持ちを感じ取っていましたよね。

以前の「正助の将来が見える」というサイキッカー発言に続き、今回もは秘められた超能力を発揮ww

こんな嫁さんもらったら、浮気の一つもできません。

いや、するほうが悪いんですけどね。そうでしょ?斉彬さま。

 

山田は山田で、何とか力になろうとしていましたけど、自らは何もすることができない相変わらずの情けなさ。

やっぱりこの人は「取り次ぎ役」の立場から脱することはできません。家老なのにねw

 

 

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そしてこの回は、まだまだ失望している人が・・・

斉彬の死後の島津家当主は、遺言によって久光の子・茂久がなることに。

久光は後見人となって斉彬の遺志と継ごうと、父・斉興に申し出でて、お互い笑顔で面会終了。

よかったよかったと思いきや、新藩主お披露目の場面では、斉興がしゃしゃり出てきて「斉彬批判&自分が薩摩を引っ張る」宣言。

家臣団もすっかり斉興側に傾いてしまったようで、久光ぼっちゃんはまたしてもいじけてしまいます。

でも、確かに斉興の言うことには一理あるんですよね。

久光はちょっと甘いんですよ。どこかで誰かを頼っているというか、自分で何かを成し遂げてやろうという覚悟みたいなものを感じない。

斉彬だからこそ薩摩は兵を挙げて幕府に意見できたけど、久光なんて幕府にとってみれば「は?誰?」みたいなもんですから。

もし、斉彬が逆の立場で父親にあんなこと言われたら、覚悟を決めてロシアンルーレットの刑でしょ。

 

斉彬死後の次期藩主「島津茂久」とは

西郷生涯の敵となる「島津久光」とは

斉彬の子「哲丸」とは

 

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必死に吉之助の助命の道を探る大久保正助どん。

しかし、事態は一向に良くならず、最終手段として出した交換条件は「西郷が月照を斬ること」。

このとき斉興に「斉彬に重く用いられていた西郷を殺したら、家中が乱れる」って違う視点からくどき落とすところは、さすが大久保正助。

熱い気持ちを抑えつつ、冷静に状況を分析して進言する正助は、ホントにカッコいいわ。

 

正助が吉之助に、この交換条件を提示するところも良かった。

これまでの吉之助なら「ふざくんな!」って怒っているところでしょうけど、ここまで自分を思ってくれて「薩摩のために、日本のために、自分のために生きてくれ」と願う正助の気持ちは感動ものでした。

でも、月照を斬って自分が助かるなんてこと吉之助にできるわけありもはん。

ここでウソでも「わかった」って言わなきゃ、正助はまだまだ助命に走り回り立場を悪くして将来がなくなるかも。ヘタすると命を落とすことになるかもしれない。

正助の将来のことを思う吉之助の「優しいウソ」・・・泣けました。

 

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最後は月照と吉之助のタイタニック。

私は死を覚悟しているはずの月照の震えが、とても人間らしいというか、すごくリアルで良かったと思いました。

どこか妖怪じみてた月照も、一人の人間なんだなぁ~と。

そんな月照さんを安心させるように、吉之助は肩を抱いて海にドボン。

このあと、西郷だけが息を吹き返すわけですけど、ホントによく助かりましたよね。

歴史ってのは不思議なもんです。

だからこそ面白い。

 

月照と吉之助の「辞世の句」「切腹しなかった理由」とは

 

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さぁ、来週から奄美大島編スタートですね。

予習はこちらから

 

二階堂ふみが演じる西郷の2番目の妻「愛加那」とは

西郷と「とぅま(愛加那)」との結婚生活とは

「とぅま(愛加那)」の手にある入れ墨の意味

 

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第17話「西郷入水」
深堀り記事

 

月照と吉之助の「辞世の句」「切腹しなかった理由」とは

斉彬死後の次期藩主「島津茂久」とは

西郷生涯の敵となる「島津久光」とは

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第17話「西郷入水」
勝手にMVP

今回のMVPは、やっぱり大久保正助。

やっぱりカッコいいわ。この人。

冷静な判断もするけど、心の中からあふれ出る熱い思い。

新しい大久保利通像が出来上がってます。

 

でも、西郷が月照を斬ることを了承したのはウソだと見抜けなかったのかね?

サイキッカーの嫁を連れていったら、西郷のウソを見抜けたのにww

 

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