大河ドラマ西郷どん(せごどん)
第36話「慶喜の首」【感想】
この記事では大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第36話「慶喜の首」の感想と、勝手にMVPを決めています。
ラストサムライ 山岡鉄太郎(鉄舟)
前回から急激なキャラ変を行い、やたらと好戦的になっている西郷吉之助。
慶喜を追い詰めるため手段を選ばない、おっかない吉之助の周りで色々あった第33話「慶喜の首」どうでしたか?
私は熱狂的な「山岡鉄舟(鉄太郎)」のファンですので、登場しただけで涙もんでしたww
では、第33話のおさらいと感想です。
今回は、これまでの「西郷どん」ではなかった本格的な戦闘シーンで幕開け。
世にいう鳥羽伏見の戦いで、味方がバタバタ倒れていく中、陣頭でバカの一つ覚えのように「退くなぁ」を連呼する吉之助。
おいおい、もうちょっと作戦の指示とかないんかい!
ただ単に「戦え」の指示だけとは・・・・
すると、弟・信吾が被弾。
「信吾っ~!!」って心配してるけど、あんたが死力を尽くせて言ったんちゃうんかい!
そんな中、大久保一蔵が妾のおゆうに作らせた「錦の御旗」が新政府軍に到着すると、形勢は一気に逆転。
コラコラ!そんな隠し玉あるんやったら、間に合わせるように作ってはじめっから持ってこいや!
無駄な血がどんだけ流れてんだよ。
この「錦の御旗」が立つと、徳川慶喜は家臣たちにやる気マンマンのそぶりを見せて、自分は船に乗って江戸へ夜逃げ。
将軍って一体、何なんすか・・・
すると、嵐に遭った船の中で突然、ふき(およし)がぶっ壊れるwww
「アハハハハハwwwバチがあたったんですよぉwww海の藻屑にになっちゃうよぉ~wwwアハハハハwww」
・・・・・こえーよ・・・・ふきどん・・・・
何ですか?何で笑ってんですか?これってモニタリングですか?
あんな状況で笑いだされたら、将軍様もヒくわなww
一方、重傷を負った信吾は、鍵屋のお虎に看病してもらい中。
せめて、死ぬならもっとカワイイ娘に看取られて死にたいと言う信吾の本音が聞こえてきそうですwww
しかし、このあと信吾は、吉之助が批判を受けながら手配したイギリス人医師・ウィリアムによって命を助けられる。
なんだかんだ言っても、弟が心配な吉之助。
そんな思いを感じ取った信吾も涙を流し、兄についていこうと決意する。
その頃、江戸に戻っていた慶喜は、江戸城で勝海舟の訪問を受ける。
「うなぎ食いに帰ってきたの?」
「徳川の恥」
「西郷さんから逃げたかっただけ」
「あやまれ」
戦場に立たなかった慶喜は敵の弾を受けなかったが、ここでは勝海舟とふき(およし)から集中砲火www
しまいには逆ギレして、ふき(およし)に「出ていけぇぇぇーっ!」って・・・
でも、分かりますよ慶喜様。
最近、吉之助にイジメられて追い詰められてんのに、次は身内からイジメに遭ってるようなもんだもんね。
そして、すっかり江戸でやる気がなくなっちゃた慶喜に、吉之助はさらなる追い打ち。
慶喜が「謝る」って言ってるのに、「慶喜追討」を決定し新政府軍は東へ。
出発には和解した信吾も合流して、お虎がお見送り。
お虎の心配ごとが、吉之助、信吾、小兵衛の西郷家の3人の命だったことには笑ったわww
村田新八も何とも言えない顔してたwww
迫りくる新政府軍を前に、慶喜は謹慎生活。
そんな中、言いたい放題言ってきた勝海舟の再訪問を受ける。
「まだ勝てるよ。ガンバローよ。どうする?」
なんて、甘い言葉をかけて慶喜の真意を試そうとする勝海舟。
勝海舟としても、一度は主君と仰いだ将軍様が、どんな判断をするのか試したかったんでしょうね。
そして慶喜は決断。
「駄目だ。それでは日本が外国のものになってしまう。朝敵の汚名をあえてかぶろう。」
泣ける・・・。
ビビりだの、ヘタレだの、言ってきたけど、やっぱり最後の最後まであなたは侍のトップ「将軍様」だったんですね。
苦渋の決断で顔は暗かったですけど、カッコよかったです。
勝海舟の涙も本当に良かった。
そして吉之助のもとに使者として選ばれたのが、私が尊敬して止まない「山岡鉄太郎(鉄舟)」さん。
あーついに出た。鉄舟さん。待ってましたよ。
ちょっと表情硬すぎwww
「武士」感を出したいという演出の狙いなんだろなぁ~。
そんな鉄舟さんは新政府軍に単身乗り込み、切腹を覚悟して吉之助を江戸に来させることに成功させる。
え?・・・
そんだけ?・・・・
ウソ・・・・
うおおおぉぉぉぉい!NHKっ!俺はもっと鉄舟さんの活躍が見たいんだよ!!!もっと泣きたいんだよ!!!!コラぁああ!
この人、すげぇ人なんだから。
クソぉぉぉっ!
あ、すいません。取り乱しました。
でも、鉄舟さんっていつも大河ドラマなどのTVでの活躍ってこんなもんですよね。
絶対に坂本龍馬のように過大評価されることはない。(龍馬ファンの方、すいません。八つ当たりです。)
ま、そんなトコが魅力でもあるんですがね。
でも、リアルラストサムライとして、主君のために命を懸ける気持ちは十分に伝わった。
カッコよかったっすよ。鉄舟さん。
本音を言えば、もっと見たいけど仕方ない。
鉄舟さんへの思いは他で発散します↓
そして、鉄舟さんの気持ちに心揺さぶられた吉之助は江戸へ。
あれ?コッソリと行くんじゃないんだね?
飯屋さんでは「薩摩」を堂々と名乗り、久しぶりに登場した幾島にも居所がバレてるみたいだし。
これって、普通なら殺されても文句言えないんじゃない?
なんて不用心なんだよ・・・・。
んで、懐かしい「ひかーえよ」で現れた幾島に連れられ、吉之助は天璋院(篤姫)のもとへ。
懐かしい顔ぶれとの再会ラッシュに、吉之助だけでなくこちらもちょっと笑顔になれるね。
さぁ来週は「江戸無血開城」ですが、予告を見ると鉄舟さんがまた出てた!
来週は裏切るんじゃねーぞNHKさんよぉぉぉ!
第36話「慶喜の首」
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第36話「慶喜の首」
勝手にMVP
今回のMVPは、もちろん山岡鉄太郎(鉄舟)さん。
はい。完全に贔屓してます。どんな批判でも受けてやるわい。
本当にこの人、TVではちょい役ぐらいで、武骨な武士の象徴のような描き方ばかりされてる。
でも、私のような鉄舟信者は分かってますよ。こんなもんじゃないって。
大河ドラマの主人公は難しいかもしれないけど、山岡鉄舟という人物がいつか特集されるような映画なんかができることを夢見ています。
次回 第37話「江戸無血開城」
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