大河ドラマ西郷どん(せごどん)
第42話「両雄激突」【感想】
この記事では大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第42話「両雄激突」の感想と、勝手にMVPを決めています。
もはや悪役!大久保利通
大河ドラマ西郷どん(せごどん)第42話どうでしたか?
今回は最終回に向けてラストスパートがきられるきっかけとなった回でしたね。
いじけてブチギレしている大久保利通がめっちゃ怖かったですww
では、第42話おさらいと感想です。
最初は、西郷隆盛の息子・菊次郎くんがアメリカへ出発する場面から。
ここで突然登場した菊次郎の守役的存在の市来宗介。
いつの間に琴の子はこんなに大きくなっていたんだ?
西郷は46歳といってましたけど、琴もいい年ぶっこいてたんだね。
すぐ下の妹だし。
にしても、琴を演じている桜庭ななみさん若すぎる!可愛すぎる!ww
口うるさいのが玉に傷だけどねww
お母さん
一方、菊次郎くんは相変わらず安定の可愛さ。
髪を切って、イマドキの頭になってますます破壊力が増してます。
これがホントに西田敏行みたいになるの?
あり得ん・・・シータがドーラみたいになると言われた時の衝撃に近いもんがある。
菊次郎がアメリカで学んでくることが『農業』であることは、いかにも西郷家の教えらしくて納得。
欧米のような近代化を進めようとする大久保に対し、西郷隆盛は日本の基礎『農業』を重要視しているという対比が二人の決裂を暗示しているようです。
でも、実際の大久保は『農業』の近代化もちゃんと進めようとしてたらしいけど。
子供たちも農業学者だしね。
大久保は最終回に向けて「悪役」のイメージがこれから植えつけられていくってことか。
安定の美少年
政府では大久保たちがなかなか帰ってこないから、西郷を中心に岩倉具視らから禁じられていた改革を進めていくことに。
「国と民をこれ以上待たせるわけにはいかん」というのが西郷の主張ですが、逐一改革の内容は岩倉使節団に伝えているとのこと。
なのに使節団の連中は何にも言わなかったんだろうか?
イマイチ腑に落ちない。
ヨーロッパへの修学旅行が楽しすぎて、手紙なんか読む気なかったのかもね。
だいたい10カ月から1年半まで旅行期間延長するなんてあり得んな。
そんな間に、政府では井上馨の汚職事件が発覚し、宮中は焼け、西郷はぶっ倒れるなど大混乱。
井上のアタフタ感、往生際の悪さ、この井上といい、前回の山縣有朋といい、長州はマジで腐ってやがる。
あ、現在の政治家も似たようなもんかww
あんまり評価されない江藤新平や後藤象二郎の方がほんとにマトモな政治家だわ。
で、宮中が焼けたのって、なんか意味あったんだろうか?
歴史的には確かにあった事実だろうけど、ドラマとほとんど関係なくね?
使うならもう少し話を膨らましてよ・・・
たしか、西南戦争で活躍する辺見十郎太の話とかあったはずだけど。
おでこ汗かきすぎ!
その後、やっと帰って来た大久保利通。
せっかく旅行途中で帰ってきたのに、すっかり留守政府から嫌われ、のけ者にされて追っ払われる。
これに大久保が心の中でガチギレww
普通、あんなに長い時間、睨みますか?ww
怖すぎるわ。
どうやら江藤新平は、怒らしちゃいけない人を怒らしてしまったよう。
この時、西郷は寝込んでいたから大久保の失脚は知らなかったようだけど、あとから西郷は江藤たちに何も言わなかったのだろうか?
現場にいなかったことで都合よくスルーされてるなぁww
このあと、西郷と大久保が大ゲンカ。
江藤たちを辞めさせて、政府を立て直そうと言う大久保に、西郷は今のままでも十分と反論する。
結果、唯一の味方を失った大久保がついに「冷徹な男」として本格的に覚醒していくって展開。
一方、大久保のいなくなった政府内では『征韓論』が持ち上がり、なんだかんだで『西郷隆盛の朝鮮派遣』が決定。
しかし、なかなか三条実美が天子様からの許可を得ようとしない。
この三条実美、マジで頼りにならん。
征韓論を巡って西郷は「何のための政府か!」とブチギレしてましたが、三条には「お前、何のためにおるんじゃい!」ってキレたかったとこでしょう。
この人いらない
そしてラスト、西郷の訪問を仮病をつかって会おうともしなかった大久保が、突然政府に復帰して『西郷隆盛の朝鮮派遣』に反対。
完全な西郷と留守政府に対する大久保の挑戦状ですな。
二人の歩む道がついに分かれてしまい、いよいよこの大河ドラマも終わりに近づいてきたんだなと感じさせる第42話でした。
ところで、岩倉具視って何であんなに混乱を好んでるんだ?
西郷と大久保が仲悪くなるのを、面白がってるってどんだけ性格悪いんだよ。
だいたい、あんなにハゲてた奴があんなに毛はえるんか?
旅行中にヨーロッパで育毛剤でも仕入れてきたんか?www
フッサフサ!
第42話「両雄激突」
深堀り記事
第42話「両雄激突」
勝手にMVP
今回のMVPは、大久保利通。
ただただ、コワイwww
頭良くて、根に持つタイプを怒らせるとホントにめんどくさい。
前回、これまでめんどくさかった国父さまがイイ人として急上昇したと思えば、今度は大久保が急落ですか。
ヒー様といい、国父さまといい、この大河ドラマは人物の性格というか、評価がジェットコースターのように浮き沈みしますなぁ。
次回 第43話「さらば、東京」
【あらすじ】と【期待度】について