西郷どんあらすじ

西郷どん(せごどん43話あらすじネタバレ)西郷隆盛と大久保利通の永遠の別れ!征韓論争に負けた西郷、鹿児島に帰るってよ。

投稿日:2018年9月28日 更新日:

大河ドラマ「西郷どん(せごどん)
第43話「さらば、東京」あらすじ

平成30年大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」第43話「さらば、東京」のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。

詳細なネタバレもあるので先の展開を知りたくない方は、【ネタバレ注意】は読まないほうがいいです。

たまに、私がところどころふざけてセリフや文章を考えて書いているところがありもすが、決して本編の大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」ではそのようなことはありもはん。

なお、放送後の感想については、別ページで書いていきますのでそちらもよろしくお願いします。

 

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出典:https://www.instagram.com/

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西郷どん(せごどん)
第43話「さらば、東京」
NHK公式 あらすじ

西郷(鈴木亮平)の朝鮮使節派遣はすでに決定したはずだった。しかし、政府に復帰した大久保(瑛太)は、猛然と使節派遣に反対し留守政府を担ってきた西郷らと対立を深めていく。そして、大久保と岩倉(笑福亭鶴瓶)の策謀により、朝鮮使節派遣は延期させられてしまう。その強引なやり方に抗議し、西郷や江藤(迫田孝也)らは政府を辞職。西郷は、鹿児島に帰ることを決め、盟友の真意を知るため大久保家を訪ねる。

NHK公式サイト 大河ドラマ「西郷どん」第43話「さらば、東京」より抜粋

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西郷どん(せごどん)
第43話「さらば、東京」
あらすじ【ネタバレ注意】

 

征韓論争

大久保利通が政府に復帰する前の夜、岩倉具視は使節団失敗の責任を感じてしょげかえっていた。

すると伊藤博文が現れて料亭にさそわれた。

料亭で岩倉は政府に居場所のなくなっていた木戸孝允山縣有朋井上馨らと共に愚痴り出す。

しかし、そこに政府を去るという噂の大久保利通がやってきた。

「西郷に勝ち、今の政府をぶっ壊したい」と話す大久保。

これに岩倉は「まずは西郷隆盛の朝鮮派遣を潰す。面白くなってきた」と生き生きしだした。

 

そして翌日、大久保は政府に中にまたしても参議として招かれた。

大久保は「今、朝鮮に向かえば戦になる」と言い、隆盛は「一人で行くから戦にはならない」と返す。

大久保が「一人で行けば殺され、それが戦の原因になる」と言えば、またしても隆盛は「礼節を持って行けば必ず気持ちは通じる」と返す。

最後に大久保は「甘い。異国を知らぬ者が異国を語るとは笑止」と言い、隆盛は「異国であろうと心を尽くせば必ず伝わる」と豪語した。

すると、大久保はラチがあかない問答から作戦を変え、朝鮮問題よりも優先すべきは富国強兵であることを主張し始めた。

内治を重視しようとする大久保の案に皆がのまれていたが、江藤新平は拍手をして「議論のすり替えお見事!」と皮肉を言った。

隆盛も大久保も一歩も譲らず、話が進まない状況の中、江藤三条実美に「岩倉と大久保の罷免」を要求した。

形勢不利となった岩倉は観念し「西郷隆盛の朝鮮派遣」を認めることとなったが、後日、閣議決定を帝に奏上すべき三条実美は、板挟みにあった心労からぶっ倒れてしまった。

 

後日、隆盛は三条実美のもとを見舞いに訪れた。

そこで三条実美は不甲斐ない自分を隆盛に詫び、「留守政府は良かった。帝と政府と民が扇のようにキレイにつながっていた」と話す。

そして最後に「大久保が恐ろしことを企んでいる・・・」と漏らした。

 

 

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決着

数日後、再び閣議が開かれ、岩倉が太政官・三条実美の席に座り「まろが太政官代理である」と宣言した。

閣議決定の明治天皇への奏上は、すでに三条から岩倉に移っており「西郷隆盛の朝鮮派遣」も見送りとなったことが発表された。

「これでは我らが議論した意味がない。我らがここにいる意味がなくなってしまう」

隆盛たちは抗議するが「天子様の決定」だと言われれば為す術もない。

岩倉は「西郷を朝鮮に派遣にすれば殺されるかもしれない」と吹き込み、隆盛に情があった明治天皇から「派遣中止」を引き出していたのだ。

隆盛は悔しさを飲み込み「おいの役目はここまででございもす」と会議室を出て行った。

 

執務室で荷物をまとめていた隆盛のもとに、桐野利秋たちが駆けつけてきた。

桐野は陸軍の連中を率いて岩倉に抗議すると言うが、隆盛をこれを止めた。

そして「これは自分の問題でお前たちは関係ない。お前たちは辞めることも騒ぎ立てることも許さない」と言う。

「あとは頼む」と言い残し去っていく姿を、しんみりと見送る桐野たち。

しかし、従道だけはしっかりと兄の姿を見据えていた。

 

明治6年(1873)10月、隆盛は辞表を提出し、翌日には江藤新平後藤象二郎板垣退助も政府を去った。

大久保は敵対する土佐、肥前の勢力を一掃し、新体制を確立。

「征韓論争」に起因する「明治六年の政変」はこうして幕を閉じた。

 

 

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盟友との永遠の別れ

数日後、隆盛が長屋で子供たちに「論語」を教えていると、木戸孝允がやってきた。

隆盛は、病弱だった木戸がわざわざやってきたのには訳があるとすぐにピンときた。

実は木戸は留守の間に長州の者が汚職にまみれた責任を取り、政府を辞めることになっていたが、隆盛たちの挙兵などに備え、岩倉から残るように打診されたのだと言う。

岩倉には木戸を通じて長州出身者と抱き込もうという意図があった。

ここで隆盛は長州の仲間たちのためにも政府に残るべきだと言って、木戸の背中を押した。

 

夕方、隆盛は大久保邸に向かった。

鹿児島に帰る前に本人に確かめたいことがあったのだ。

そして大久保と対面した隆盛は、単刀直入に今回の事は大久保が岩倉を動かして仕組んだことか聞いた。

大久保がこれを認めると、隆盛は「頭にいいおはんが、あそこまでずる賢く頭を使わないといけないのか。」と悲しそうに話した。

大久保は「『人を信じる』ということは甘い。欧米列強には通じない。」と答える。

西郷は政府から自分を追い出したかったなら、昔のように面と向かってハッキリ言ってくれれば周りを巻き込むことはなかったのに感じていた。

「こんな回りくどいやり方は好かん」と怒る隆盛に、大久保は「憎まれるのも覚悟の上だ」と怒鳴り返す。

少しの沈黙のあと、隆盛は捨て犬のような目で大久保を見つめて言った。

「じゃっどん、嫌いにはなれん。そいが正しか道と信じたなら突き進み、何が何でもやり遂げる。大久保一蔵ちゅう男は、どうしても嫌いになれん。おいの負けじゃ。あとはおはんのやり方でやれ。おいは大久保一蔵の国づくりを眺めながら、鹿児島で畑を耕す。頼んだど。一蔵どん。キバれ!」

最後には笑って部屋を出ていく隆盛に、大久保はどうしようもない孤独に押しつぶされそうになりながら立ち尽くしていた。

これが永遠の別れとなることは、このとき二人は思ってもいなかった。

 

 

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西郷どん(せごどん)
放送後の感想について

放送後に別ページにまとめています。

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