大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」
第29話「三度目の結婚」あらすじ
平成30年大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」第29話「三度目の結婚」のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。
詳細なネタバレもあるので先の展開を知りたくない方は、【ネタバレ注意】は読まないほうがいいです。
たまに、私がところどころふざけてセリフや文章を考えて書いているところがありもすが、決して本編の大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」ではそのようなことはありもはん。
なお、放送後の感想については、別ページで書いていきますのでそちらもよろしくお願いします。
西郷どん(せごどん)
第29話「三度目の結婚」
NHK公式 あらすじ
禁門の変、長州征伐で名を挙げた吉之助(鈴木亮平)が1年ぶりに薩摩に帰る。すると周囲は薩摩を代表する男に早く嫁を!と騒ぎたて、花嫁候補が西郷家に押し寄せる。そんな中、一蔵(瑛太)の妻・満寿(美村里江)が糸(黒木華)を吉之助に引き合わせる。糸は一度結婚したものの離縁して実家に戻っていた。妹・琴(桜庭ななみ)も乗り気で再婚話を推し進めようとするが、糸は「自分は吉之助にふさわしくない」と固辞する。
西郷どん(せごどん)
第29話「三度目の結婚」
あらすじ【ネタバレ注意】
倒幕へ
禁門の変、長州征伐で名を上げた西郷吉之助は、1年ぶりに薩摩に帰ってきた。
鶴丸城で謁見した藩主・島津茂久は吉之助の活躍を誉め、側役に取り立てる。
しかし、面白くない島津久光は「大義であった」とだけいうだけだった。
城からの帰り、吉之助は大久保一蔵に倒幕を考えていると打ち明けた。
今回の長州征伐も薩摩と長州を戦わせて共に弱らせようとする幕府の作戦で、そんな幕府には日本を任せらせないというのが吉之助の主張だった。
しかし一蔵は、久光も茂久も幕府の一員として政治に関わることを考えていて倒幕のことは誰も考えていないと言う。
また一蔵自身も、薩摩が孤立してしまえば長州の二の舞になると懸念していた。
すると、吉之助は自分ひとりでも倒幕を進めると言って、子供たちのウナギ捕りに参加していった。
遠くでは、子供たちとはしゃぐ吉之助の姿を岩山糸が見つめていた。
嫁取り
その夜、幼馴染である大山格之助や海江田武次が西郷家を訪れて、吉之助の帰りを祝う宴が開かれた。
市来家に嫁にいっている妹・琴や、吉二郎の妻・園が食事の用意をする中、一蔵だけは姿を見せなかった。
大山格之助たちは、吉之助の活躍をひがんでいるのではないかと勘ぐるが、昼間の一件が理由だと思った吉之助は「そんな器の小さい男ではない」と庇った。
そこに突然、琴が「お願いがあります。兄さぁ嫁を取ってください」と言いだした。
大山格之助たちも「薩摩藩の看板男が独身というのはあり得ない」と言って、困惑する吉之助をよそに盛り上がっていった。
数日後、吉之助が嫁を探していると聞いた女性たちが、西郷家の前で列を作っていた。
帰宅した吉之助が困っていると、列の中から「西郷どん!わしを選べ!」と男の声がする。
見ると沖永良部島で会った川口雪篷だった。
吉之助のおかげで放免となったものの、頼る先もないため西郷家にやってきたという。
吉之助は嫁を選ばず、川口雪篷の居候だけを決めてしまった。
偽りの涙
翌日、吉之助は急遽、城に呼び出された。
久光らによる『文久の改革』で見直されていた参勤交代を幕府は再会するという。
これにより、藩の財政負担に苦しむことになる。
久光は「この前の戦で簡単に長州をねじ伏せたために幕府は思いあがっている。お前のせいだ!」と吉之助を責める。
すると、吉之助は涙を見せて謝罪したため、久光も驚き許した。
そして久光は一蔵を京に派遣して、参勤交代再開の中止を朝廷に働きかけるよう命じる。
一蔵は、吉之助の涙が久光の機嫌を取るための偽りの涙だと見抜いていた。
幕府が再び長州征伐に出るとにらんでいた吉之助は、長州嫌いの久光を動かして薩摩藩を長州藩の味方に持っていかなかえればならないと考えていた。
そのため、機嫌取りでも偽りの涙でも、なんでもしてやるという吉之助の決意を知った一蔵は「吉之助さぁ・・変わったな」と言葉を残して京に旅立っていった。
岩山糸との再婚
数日後、一蔵の妻・満寿に伴われて糸と父親の岩山直温が西郷家にやってきた。
吉之助の出世祝いに鯛を持ってきたのだが、久しぶりの再会にも糸は言葉少なに挨拶するだけだった。
すると、父の岩山直温は、糸は子供ができず海老原家から離縁されたことを告げて、吉之助たちを驚かせる。
琴は「恥ずかしいことではない。兄も一度、嫁に逃げられている」と慰めると、満寿が「吉之助さぁにピッタリとは思わんか?」と言いだした。
吉二郎も糸なら気心も知れているし、西郷家の貧乏生活も理解していると喜んだ。
しかし糸は「子供ができないかもしれない自分は吉之助にはふさわしくない」と言って飛び出していってしまった。
翌朝、吉之助は岩山家を訪れ、糸にプロポーズした。
吉之助は糸に久しぶりに会い、糸が昔に言っていた「皆が腹いっぱい米を食える国、女子でも学問や剣術ができる国、親が決めた結婚ではなく、好きな者同志が結婚できる国」を改めて作りたいと思っていた。
そんな途方もない夢を、糸であれば分かってもらえると信じていた。
しかし、ここでも糸は吉之助の申し出を断ってしまう。
やがて、吉之助が京に出立する日が訪れた。
吉之助が家に来て以来、憂鬱な日々を送っていた糸に父・直温は「勝手に決めた結婚で辛い思いをさせて、すまなかった。今度はお前が決めたらいい」と言葉をかける。
すると糸は意を決して家を飛び出し、橋の上で吉之助に追いついた。
そして「待ってます。あの家で、西郷吉之助の嫁として新しい国を一緒に見たい。よろしくお願いします」と頭を下げた。
吉之助は糸に礼を言い、「行ってくっで」と京に向かって歩き出していった。
西郷どん(せごどん)
放送後の感想について
放送後に別ページにまとめています。