大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」第43話
あらすじ・ネタバレ・関連記事
ここでは、より大河ドラマ西郷どん(せごどん)を楽しんでもらうため、西郷どん(せごどん)第43話で登場する人物や歴史用語など深堀りした記事をまとめてあります。
西郷どん(せごどん)の予習、復習、疑問解決にお使い下さい!
43話の本編あらすじは↓から。※ネタバレ注意!
「岩倉遣欧使節団」と「岩倉具視」
大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第43話の冒頭では「岩倉遣欧使節団」が帰国したところまで時間が遡ってスタート。
幕府が結んだ不平等条約改正の予備交渉を任されていた「岩倉具視」たちでしたが、何の成果も上げることが出来ず明治天皇には叱られています。
莫大な費用をかけ、1年以上も留守にしたから、当たり前と言えば当たり前w。
しかし、こののち「岩倉遣欧使節団」の参加者たちは西欧列強の先進性を肌で感じたことを無駄にせず、様々な分野で日本の近代化に貢献していくことになります。
下の記事では、当時も猛烈な批判を浴びていた「岩倉遣欧使節団」と、これを率いた「岩倉具視」の生涯について簡単に紹介しています。
「木戸孝允・山縣有朋・井上馨」
大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第43話、明治天皇にお叱りを受け、しょげかえっていた岩倉具視は元長州藩のメンバー「木戸孝允・山縣有朋・井上馨」と会談します。
「山縣有朋」は汚職事件「山城屋事件」で、「井上馨」は不正事件」「尾去沢銅山事件」で政府を追われ、「木戸孝允」は長州閥のリーダーとしてこれらの責任を取らされていました。
下の記事では、岩倉にグチりまくる元長州メンバー「木戸孝允・山縣有朋・井上馨」と、彼らが政府を追われた事件について紹介しています。
「征韓論」と「三条実美」
岩倉遣欧使節団で失敗していた岩倉具視は政府の主導権を失うことを恐れ、大久保利通の『今の政府をぶっ壊したい』との意見に同調し、留守政府が一度決定していた『西郷隆盛の朝鮮派遣』をひっくり返そうと画策します。
ここに『征韓論争』と呼ばれる激しい政府の権力争いが繰り広げられますが、その最中に名目上の最高権力者であった「三条実美」が西郷と岩倉たちの板挟みにあってぶっ倒れてしまいます。
下の記事では、政府内の権力争いを巻き起こした「征韓論」と、ストレスで一時意識不明にまでなってしまう「三条実美」について紹介しています。
「明治六年の政変」
大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第43話で繰り広げられた『征韓論争』は、西郷隆盛たちの勝利に終わりそうなところでしたが、三条実美が倒れたことで形勢が一気に逆転。
太政大臣代理となった岩倉具視と大久保利通の手段を選ばない策略によって、西郷隆盛たちは結果的に敗北してしまいます。
このため、政府に愛想をつかした西郷隆盛たちは辞表を提出し、一斉に政府から去っていきました。
下の記事では、西郷隆盛の最期に向けてのターニングポイントとなった政治闘争「明治六年の政変」について紹介しています。
「江藤新平・後藤象二郎・板垣退助」
明治六年の政変によって西郷隆盛は辞表を提出し、政府を去っていきましたが、この翌日には留守政府を預かっていた他のメンバー「江藤新平・後藤象二郎・板垣退助」らも西郷に続いて政府を去っていきました。
これにより大久保利通は敵対勢力を完全に排除し、新体制を確立していきますが、政府を去った「江藤新平・後藤象二郎・板垣退助」の方はこののち、士族反乱に起こす者、実業家に転身する者、自由民権運動に走る者など、それぞれの人生を歩んでいくことになります。
下の記事では、明治六年の政変によって西郷隆盛と共に野に下った「江藤新平・後藤象二郎・板垣退助」のそれぞれの生涯について紹介しています。
ちなみに、留守政府の一員だった「大隈重信」は、征韓論争の途中で大久保側にまわって政府に残っています。なので、ついでに「大隈重信」の生涯もどうぞ。
西郷どん(せごどん)あらすじ
西郷どん(せごどん)記事まとめ