大河ドラマ西郷どん(せごどん)
第16話「斉彬の遺言」【感想】
この記事では大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第16話「斉彬の遺言」の感想と、勝手にMVPを決めています。
安政の大獄スタート → 橋本左内瞬殺
衝撃のナレ死を迎えてから一週間、今回の第16話どうでしたか?
斉彬の死は、今回もう少し語ってもらえるものかと思っていましたが、マジで前回のナレ死で終わりなんですね・・・
まさかの主要人物のナレ死は色々と意図はあるみたいですが、スゴイっすNHK。
で、今回は西郷が斉彬ナレ死を知るところからスタート。
もっと初っ端から西郷が悲しむと思っていましたが、割とアッサリと斉彬の死を受け入れているところにビックリ!
西郷の頭には、「兵を挙げて、公儀に抗議!ww」という何とか実行させようとすることで斉彬に報いようとしていたんでしょう。
薩摩がダメなら、次は水戸にしかない!と奔走する西郷でしたが、江戸では一橋慶喜、徳川斉昭、松平慶福たちが勇み足で大老・井伊直弼に抗議。
この時、井伊直弼の対応は「恐れ入り奉ります」の連呼。
もう全く聞く耳持たない、何なら食い気味の「恐れ入り奉ります!」ww
完全に井伊直弼の方が一枚上手でした。
イライラさせるわ~大老さんw
冷静に振る舞ってる井伊直弼ですが、勝手に城に来て文句言う奴らにはらわた煮えくりかえっていたんでしょうね。
「俺だって日本のためにやってんだよ!負け犬どもめが!」って感じでしょうかw
そして、直弼は抗議を逆手に取って、ついに安政の大獄スタート!
こういう奴ほど、怒らすとマジでヤベーよ。
だって、先祖は「殺す!」が口癖の「井伊の赤鬼」なんだからね!
すっかり意気消沈の「ヒー様」こと一橋慶喜さん。
相変わらず、何かあると磯田屋で真昼間からお遊び(何にもなくてもかw)。
突然、駆け落ち発言して、ふき(およし)を本気にさせる錯乱状態w
西郷には、「もうダメっすわ。斉彬もいないし。」と弱音を吐くし、ルフィばりに「将軍に俺はなる!」と言い切ったことが、はるか昔のようです。
ヒー様とふき(およし)の「待っててくれ」、「うん、待ってる」というベッタベタのラブストーリーがものすごく滑稽で笑えました。
あれって真面目な演出なんだろうか?
ウケ狙いなんだろうか?
真面目だったらNHKさん、どうかしてるぜ‼
だいたい、ふき(およし)は飯盛女・・・
「ここで待ってる」って言われても、その仕事を考えたら複雑な気分ですわ・・・
ヒー様はこれでしばらく退場ですかね。ふきの再登場はあるんでしょうか?二人の恋愛はどうなる?
うん・・・どうでもいいかwww
西郷もヒー様から「もう斉彬はいない」とズバリと言われてしまって為す術なし。
すると番組後半では安政の大獄が本格化。
早速、月照さんに御公儀からお呼び出しがかかる。
「いっちゃダメ。」って泣く近衛さん・・・
あんた一体なんなんだ?何のためにいるんだ?このキャラの立ち位置がよくわかんないっす。
そして、もう一人立ち位置の分からない人が。
緊迫した場面で前回から顔を出してくるハリセンボン春菜演じるお虎。
いやいや、この場面で笑えんのですが・・・
お虎って、どういう使い方?完全に春菜の無駄遣い・・・
なんだかんだで、月照さんは西郷たちと薩摩に逃亡することを決意。
ここで、西郷のお友達・橋本左内が「俺は日本を治す医者になりたい」とカッコイイ発言をして別れるものの、そのあとすぐに左内は長野主膳に捕まるww
おい!左内!早すぎるぞ!
瞬殺やんけww
最後は、月照を背負って薩摩に向かう西郷のもとに、死んだ斉彬が亡霊?として再登場。
いや、亡霊というより、もはやドラキュラ!www
死んでるのに、そのマントいるか?
第16話「斉彬の遺言」
深堀り記事
→松平容保・定敬兄弟が就任した「京都守護職」と「京都所司代」とは
第16話「斉彬の遺言」
勝手にMVP
今回のMVPは、月照さん。
夢破れ、斉彬のあとを追って死のうと考えた西郷を諭した月照さんがいたから、のちの明治維新があったといってもよい。
しかし、この尾上菊之助が演じている月照さんは美しいですな。
番組後半で薩摩まで一緒に逃げている西郷や有村俊斎は、ヒゲや剃った頭の上に毛がモッサリ生え始めているのに、月照さんだけは毛もヒゲも生えないww
月照さんは逃げる時間も惜しんで、手入れしてるってこと?ww