大河ドラマ麒麟がくる感想
【第5話】伊平次を探せ
あらすじ
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京の都でイケオジ祭が開催
大河ドラマ「麒麟がくる」第5話「伊平次を探せ」どうでしたか？
すでに登場している松永久秀（吉田鋼太郎）、三淵藤英（谷原章介）に加え、新たに細川藤孝（眞島秀和）と足利義輝（向井理）が登場して京の都はイケメン祭でしたね。
特に明智光秀と細川藤孝の真剣でのにらみ合い、三淵藤英と松永久秀の言葉でのバトルはものすごく見ものでした。
それでは、第6話のおさらいと感想です。
冒頭は稲葉山城で明智光秀が斎藤利政（道三）に鉄砲を指南。
「もちょい右っす。そうそう。いいすね～。」
まるで接待ゴルフに挑む中間管理職のような光秀。
そして見事に的を撃ち抜いた道三のハシャギ。
ナイスショットと言われた時の社長さんですわｗ。
簡単に人を殺しちゃう道三ですけど、どこか可愛らしいところがあって憎めないんだよね。この人。
しかし、はしゃいだ後は「火薬を入手している本能寺を将軍家が抱え込んでいる。将軍家が欲しがる理由を知りたい」とシッカリと警戒。
このギャップがたまらなくカッコいいです。
またしても道三から宿題を出されてしまった光秀。
鉄砲を分解して仕組みを知るしかないと、藤田伝吾（徳重聡）から聞いた美濃出身の刀鍛冶・伊平次を探すことに。
そして光秀はすぐに伊平次がいるという近江の国友村に行ったが、ここでも将軍からの命令で鉄砲や伊平次の詳細について固く口止めされていた。
そんな時、光秀を救ってくれたのは、どこにでもいる金に釣られる奴ｗ
「伊平次は本能寺にいるかも」
将軍家は武家で一番偉いんだから、国家機密を金で売るとんでもなクズ野郎ですな。
よほど、給料が安いんだろうか？それとも親方に不満があったんだろうか？ｗ
その後、一旦稲葉山城に戻った光秀は利政に会って京までの旅費をもらう。
前回、あとから旅費の半額請求をされたので、今回の光秀はしっかりと全額負担でお願いしますって。
しっかりしてんな～光秀。痛い目あったもんね。
道三も「こんだけにしとけ」と相変わらずのケチっぷりが実にコミカル。
今回の道三は実におとなしい。
さて、京の着いた光秀は案の定、将軍家によって取り締まられている本能寺に入ることもできない。
うん。そりゃそうだ。近江の鍛冶屋で口止めされてる事なんだから、当然ですよね。
どういう算段で光秀は本能寺に入ろうとしていたんだろうか？
そんな時、警備中の細川藤孝（眞島秀和）が光秀を職務質問。
「あんた、それ鉄砲？」
「うん。そうだよ」
現代なら即逮捕の会話っス（笑）
そして二人は刀を抜いて立ち合うことに。
構えを次々と変える姿カッコイイね。この二人。
眞島秀和という役者さんを私はよく知りませんが人気でそうだな～。
そして周囲に緊張が走った時、真打ち登場！
「藤孝！やめい！」と将軍様・足利義輝（向井理）が声をかける。
なんだ今回はただのイケメン祭なのねｗ
義輝は光秀の太刀を見て「鹿島の太刀」と見抜き、同じ流派同士の斬り合いを止めるように命じた。
でも、なんで同じ流派同士じゃ斬り合っちゃいけないのだろ？
珍しいことではないのに。藤孝は職務を忠実にこなしてただけなのにね。
一方的に怒られた感のある藤孝がちょっと可哀そうな気がするよ。
義輝は光秀の方が腕が上だと思って、気を遣ってくれたのか？
ま、鹿島新當流と塚原卜伝から直々に学んだ義輝なら、構えを見ただけで他人の技量も分かるかもしれないね。
しかし、実際の光秀は鹿島新當流を学んでいたんだろうか？
藤孝は学んでいたとされていますが、光秀の方は聞いたことないなぁ～。
ま、前半生が謎だらけの光秀だから、なんでもアリっちゃアリなんだけど。
義輝が去ったあと、三淵藤英（谷原章介）に声をかけられた光秀。
藤孝は三淵の弟であったため、「弟が無礼を働いてゴメンね。ほれ、藤孝、謝んなさい。」と三淵が謝ると、藤孝も気まずい顔で挨拶。
可愛いとこあるじゃないか藤孝。
配役のこともあるけど、今までほとんど脚光のあたらなかった戦国時代でAAA級の才能を持つ細川藤孝という人物が見直されるいい機会になるかもしれない。
ますます「麒麟がくる」が楽しみになるぞコレは。
その後、三淵は伊平次は行方不明となり、本能寺も探している教えてくれ、目的を見失った光秀は松永久秀に会いに行くという三淵に同行することになった。
久しぶりに松永久秀と再会した光秀。
相変わらず明るく愛想のいい久秀ですが、やはり政局の話になると腹に一物持っているような言い方。
三淵とお互いの腹の探り合いでバチバチやってる。
三淵も三淵で、ウソくさい言葉を並べてるし。
要は、三淵の仕える将軍家も、久秀の仕える三好家も、仲良くしているフリしてお互いを牽制しあってるってことね。
その後、三淵が帰り、久秀を話すことになった光秀は「鉄砲って発射するまでに時間かかって戦には使えないでしょ？何で将軍家も欲しがるの？」と道三からの宿題をそのまま久秀に丸投げ（笑）
すると、久秀は鉄砲を手に取り、唐突に光秀に銃口を向けて「動くな！動くと撃つ！」といってビビらせる。
そして久秀は「鉄砲の怖さを知る者は、銃口を向けるだけで動けなくなる。弾が当たるかどうかは問題ではない。これで戦はなくなるよ」とアッサリ宿題の答えを教えてあげた。
おぉ、素晴らしい説得力！でも騙されちゃダメ光秀！
視聴者はみんな知っていますよ。鉄砲がとんでもない兵器としてこれからどんどん活用され、戦が起こりまくることを（笑）
その後、久秀は光秀を伊平次が通う京の遊郭へ連れて行ってくれた。
基本的に時代劇には遊郭はかかせないんすよね。艶やかで色気ある遊郭のシーンは老年層の視聴者が歓喜するように狙っているのかな？
戦続きの京で、こんな遊郭がすぐに復興しているとは到底思えないんだけどな。
もっと薄暗いボロ屋敷で営業してたんじゃない？知らんけど。
久秀の用事は伊平次に鉄砲20挺を作ってもらうことだったが、「めんどくさい」といって断られる。
すると同席していた光秀が伊平次を美濃で助けたことがあることを思い出し、二人が大盛り上がり。
久秀には冷たい伊平次も光秀の鉄砲分解の依頼には簡単に了承してくれる。
「はぁ？俺が伊平次のとこに連れてきたよね？なんで俺なしで盛り上がってんの？」
完全にポツーン状態の久秀。さみしいｗ
その後、久秀は光秀を部屋の外に呼び出して「お前から20挺作るように言って欲しい。頼む。」と立ち去り、光秀は困り顔。
そして鉄砲分解のために移動した光秀は、美濃から京に帰ってきていた駒（門脇麦）とニアミス。
二人ともなんだかお互いを意識しているような感じだけど、駒は光秀にとってどういう存在なのかな？
ただの看護師じゃなくなってるの？
駒は完全に光秀ラブっぽいけど、いまいちこの二人のストーリーがどうなるのか予想がつかないんだよね。
光秀には妻木煕子（木村文乃）という妻も出てくるし。
でも、大河ドラマ館には、光秀と駒のドでかい写真がならんでたんだよね～。
どういう意味があるのかな？
まさか、沢尻エリカが降板になったことで、帰蝶の存在を薄れさせて駒を前に押し出してる？
あ～気になるな～コレ。
次回大河ドラマ麒麟がくる
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