歴代天皇
【第9代】開化天皇
開化天皇
諡号:稚日本根子彦大日日天皇(わかやまとねこひこおおひひのすめらみこと)
生没:前208年~前98年
在位:前158年~前98年
父:孝元天皇
母:欝色謎命(うつしこめのみこと)
(第2子)
開化天皇は、「欠史8代」の最後の天皇で、具体的なエピソードはない。
しかし、この開化天皇も前2代の天皇(孝霊、孝元)を同じように皇子が四道将軍として丹波道に派遣されている。
開化天皇は有力豪族の物部氏の祖である大綜麻杵命(おおへそきのみこと)の娘・伊香色謎命(いかがしこめのみこと)を皇后に迎えて連携を強化し、10代崇神天皇の父となった。
息子の崇神天皇は実在した可能性が高い人物であるが、父親であるはずの開化天皇までの「欠史8代」の事績があまりに乏しいため、のちに創作された天皇であるとする歴史家が多い。
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