歴代天皇
【第8代】孝元天皇
孝元天皇
諡号:大日本根子彦国牽天皇(おおやまとねこひこくにくるのすめらみこと)
生没:前273年~前158年
在位:前214年~前158年
父:孝霊天皇
母:細媛命(くわしひめのみこと)
(第1子)
孝元天皇は、「欠史8代」の一人で具体的なエピソードはなし。
しかし、埼玉県の稲荷山古墳から意富比垝(オホヒコ)の名がある鉄剣が出土して、孝元天皇の皇子・大彦と同一人物ではないかと推測されている。
このため、孝元天皇は実在した可能性が議論されてきた。
皇子の大彦は、北陸道平定を担当した四道将軍の一人として派遣されたことが「日本書紀」に記述されている。
この大彦の娘・御間城姫命(みまきひめのみこと)は、実在した天皇として可能性が高い10代崇神天皇の皇后となり、11代垂仁天皇の皇后になったとされている。
歴代天皇一覧