平成28年度第2次補正予算 小規模事業者持続化補助金を書き始める前に
実際に採択されやすい【小規模事業者持続化補助金】の書き方について、今回からやっとテクニック的な部分で、このブログで書いていきたいと思います。
【小規模事業者持続化補助金】を申請される方は、その名のとおり小規模事業者で、家族経営か数名の従業員、パート従業員を雇っての経営をしていると思います。
【小規模事業者持続化補助金】の計画書を書く際、セミナーや指導を受けた方もいると思いますが、セミナーなどでは中小企業診断士の方などが、よくSWOT分析、クロスSWOTを説明してくることが多いのではないでしょうか。
実際、この分析方法は役に立ちますが、私は小規模事業者の方にはそこまでの時間や手間暇をかけることは難しいと思っています。
なので、計画書を書きながら分析していく方法を推奨します。
文章の書き方ですが、すでに補助金でしたいことが決まっている場合、それに繋がるような書き方をしなくてはいけません。
また、文章は厚みを持たせ、根拠を示すことが採択される上で重要です。これを常に頭に置いて下さい。
小規模事業者持続化補助金 経営計画書(様式2)1.企業概要の書き方
では、はじめに1.企業概要です。
これは、自社の紹介なので、あまり深く考えなくてもいいですが、審査員の方はみなさんの事業や商品、事業主のことを全く知りませんのでなるべく詳しく説明しましょう。
・会社名 : 株式会社 〇〇
(事業所名)
・代表者名 : 〇〇〇〇
・業種 : 主たる業種、他に業種があれば説明する。
飲食業、他に店舗内で雑貨小売
・店舗 : どこで何店舗、何席で、どんな営業をしているかを説明する。
〇〇市内の国道沿い2店舗経営。
席数各10席、週6日11:00~21:00営業(月曜休業)
地元の魚料理と釣り道具を販売している。
・従業員 : 従業員数と役割の説明。
〇名
(厨房2名、接客2名 雑貨小売1名)
・会社沿革 : 会社の歴史と、どんな思いで経営しているかの説明。
〇〇年〇月、初代〇〇が〇〇市で○○という思いから創業。
〇〇年〇月、二代目○○が○○のため、〇〇市に移転。
〇〇年〇月、〇〇が〇〇のため、雑貨販売業を開始。
〇〇年〇月、法人成りなど。
・その他 : 現代表〇〇○○の経歴とかを説明。
〇〇年〇月、〇〇大学で〇〇を学ぶ。
〇〇年〇月、〇〇免許取得
この後に売上総額の大きい商品と金額合計、利益総額の大きい商品と金額合計を書いてそれを説明する。
出展:http://h28.jizokukahojokin.info/
売上全体の6割は、周辺に立地する企業の従業員が訪れるランチ(単価平均900円)、残りの4割のうち約半分(2割)が6人以上による宴会、残り(2割)が5人以下の少人数による夕食。
さらに3か年ぐらいの売上、利益、客数などを書いて説明。
直近3年間売上が減少しているのは、平成26年の大手企業の移転によってランチ客が年間約〇〇名減少し売上高、営業利益が減少している。
最後に、店の外観、店内、代表的な商品などの写真を挿入する
以上で1.企業概要は完成です。
もっと詳細に書いて採択率を高める↓