小規模事業者持続化補助金（平成28年度第2次補正予算）の書き方まとめ【採択される持続化補助金の書き方①】

小規模事業者持続化補助金の書き方について、これまで①～⑩で経営計画書（様式2）、補助事業計画書（様式3）と説明してきましたが、最後に「採択される持続化補助金書き方①」まとめということで経営計画書（様式２）の最も重視すべき点だけまとめます。

・会社名　　：

（事業所名）

・代表者名　：

・業種　　　：　主たる業種、他に業種があれば説明。

・店舗　　　：　どこで何店舗、何席で、どんな営業をしているかを説明。

・従業員　　：　従業員数と役割の説明。

・会社沿革　：　会社の歴史と、どんな思いで経営しているかの説明。

・その他　　：　現代表〇〇○○の経歴とかを説明。

・売上総額の大きい商品と金額合計、利益総額の大きい商品と金額合計を1位～5位まで書いてそれを説明。

・3か年ぐらいの売上、利益、客数などを書いて説明。

・店の外観、店内、代表的な商品などの写真を挿入。

【過去】

①　○○年ごろまで（10～5年前が良い）は

②　どんなお客様（年齢層、性別、職業、居住地、一見、常連等）が、

③　どんな理由（わざわざあなたの店で買う理由）で、

④　どんな手段（交通手段、店頭来店、ネット販売）で、

⑤　何人ぐらい（年間、月間、週間）、

⑥　どんな物（商品・サービス種類と単価）を、

⑦　どのぐらい（金額、数量）買いにきてくれていたか。

【現在】

①　現在は、何の影響で、過去の②～⑦が、どう変化し、どのぐらい増減しているのか。

②　そして現在はどんなお客様が、

③　どんな理由で、

④　どんな手段で、

⑤　何人ぐらい、

⑥　どんな物を、

⑦　どのぐらい買いにきてくれていて、

⑧　どんな調査の結果、

⑨　お客様からどんな声が、

⑩　どのぐらいあるのか。

【見通し】

①　○○の影響を予想すると②～⑦がどう変化し、どのぐらい増減していくのか。

②　お客様

③　理由

④　手段

⑤　何人ぐらい

⑥　どんな物

⑦　どのぐらい

⑧　これはピンチかビジネスチャンスか？

図表やグラフは、ネットで「○○統計」、「○○調査」、「○○推移」、「○○業　市場動向」、「○○（品目）　市場動向」、「〇〇市　観光統計」、「〇〇市　人口推移」などを活用し、データを掲載したらそれを【過去】、【現在】、【見通し】で説明。

市町村の人口、観光統計のや民間シンクタンク等の業界調査データを検索すると、過去～見通しまでの説明が丁寧に書かれている場合が多く、ほぼ丸写し状態。

最後にデータを掲載する。

質問に答えてから文章にまとめる。

【店の商品・サービス】

①　誇れること、自慢できることはなんですか？他社との違いは何ですか？

②なぜ誇れるようになりましたか？どんな工夫をしていますか？

③　他社との違うところを出せるようになった理由は何ですか？

④　今後はどのように活用、対応していきますか？

【ひと・歴史】

①　誇れること、自慢できることはなんですか？他社との違いは何ですか？

②　なぜ誇れるようになりましたか？どんな工夫をしていますか？

③　他社との違うところを出せるようになった理由は何ですか？

④　今後はどのように活用、対応していきますか？

【取引先や顧客との関係性】

①　誇れること、自慢できることはなんですか？他社との違いは何ですか？

②　なぜ誇れるようになりましたか？どんな工夫をしていますか？

③　他社との違うところを出せるようになった理由は何ですか？

④　今後はどのように活用、対応していきますか？

①に書いた自分の文章に、「なぜ？」や「どのような？」と問いかけて、出てきた答えに更に、「なぜ？」、「どのような？」と問いかけ続けていき、最終的に反対から文章に繋ぎ直せば完成となります。

【経営方針】 これまでの現状分析によって導かれた結果、自社は今後どのような経営を行っていくのか。

【目標】 何をすることによって、自社の売上、利益、経営はどうなるのかを書く。 表や数値で示す。

【今後のプラン】 目標を達成するために何をしなければならないのか書く。

【スケジュール】 今後のプランの具体的なスケジュールを書く。