西郷隆盛の子(菊次郎・寅太郎など)大河ドラマ西郷どん(せごどん)で登場する子供たちをキッチリ整理!

      2018/10/02

大河ドラマ「西郷どん(せごどん)
西郷隆盛の子供たち

大河ドラマ西郷どん(せごどん)では、菊次郎や寅太郎を中心に西郷隆盛の子供たちが登場しますが、長男なのに「次郎」、次男なのに「太郎」、三男がまたしても「次郎」と付けられるなど、色々ややこしいことになっています。

まぁ史実どおりだから仕方ないのですが、今回は一度この西郷隆盛の子供たちを整理し、それぞれの生涯について書いた記事を紹介していきたいと思います。

 

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長男「西郷菊次郎」1861生まれ

長男「西郷菊次郎」は、西郷隆盛が奄美大島に流されていた時、島で知り合った愛加那(とぅま)との間に生まれた子供。

西郷隆盛の最初の子供であったため、長男に付けられる「太郎」と、当時西郷隆盛が名乗っていた名前「菊池源吾」の「菊」の字を用いて、「菊太郎」と名付けるつもりであった。

当時の奄美大島は薩摩から差別されていた場所。

そこで娶った妻は「島妻(あんご)」と呼ばれ、薩摩に連れて帰ることは出来なかったが、島妻との間に生まれた子供は薩摩で暮らすことが許されていた。

もし、西郷隆盛が薩摩に戻って正式な妻を娶った際、生まれた子供に「太郎」と付ければ、のちのちこの「菊太郎」との関係がややこしくなってしまう。

このため、愛加那の父・龍佐民などが、この子のためにと「太郎」と付けることに反対し、「菊次郎」と名付けられることになった。

やがて西郷隆盛は「菊次郎」を奄美大島に置いていったが、戊辰戦争が終わった明治2年(1869)に「菊次郎」は薩摩の西郷家に引き取られた。

すでに西郷隆盛は岩山糸と結婚して次男「寅太郎」が誕生していたため、長男「菊次郎」、次男「寅太郎」という奇妙な順序が生まれてしまったのである。

しかし、この「菊次郎」は島妻との間に生まれた庶子。

あくまで西郷家を継ぐ嫡男は「寅太郎」とされましたが、「菊次郎」は西郷隆盛から可愛がられ、アメリカ留学を果たすなど分け隔てない待遇を受けています。

西郷菊次郎の生涯を簡単に↓

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長女「西郷菊草」1862生まれ

西郷隆盛は長男「菊次郎」の誕生のあと、愛加那との間に一人娘となる長女「菊草」をもうけました。

「菊草」の誕生は西郷隆盛が薩摩に戻ったあとだったため、出産には立ち合っていませんが、再度西郷隆盛が島流し(徳之島のちに沖永良部島)に遭った際、対面を果たしています。

しかし、当時の「菊草」はまだ赤子で、父の顔など分かることはなかったでしょう。

西郷隆盛が薩摩に復帰すると「菊草」は母と兄と共に奄美大島で暮らしていましたが、明治2年(1869)に兄の「菊次郎」が薩摩の西郷家に引き取られ、「菊草」は奄美大島に残されました。

それでも西郷隆盛は「菊草」のことを想い、再三に亘って愛加那に「菊草」を引き取らせて欲しいと手紙を書いています。

必死の西郷隆盛の願いに愛加那も折れ、「菊草」は明治7年~8年(1874~1875)頃に西郷家に引き取られました。

西郷隆盛は一人娘の「菊草」を大層可愛がったといいますが、明治10年(1877)には西南戦争で戦死してしまい、わずか2~3年で父娘の生活は終わってしまいました。

夫のDVに苦しんだ西郷菊草の生涯↓

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次男「西郷寅太郎」1866生まれ

西郷隆盛は慶応元年(1865)に岩山糸と結婚し、翌年に次男となる「寅太郎」が誕生しました。

奄美大島で「菊次郎」が誕生した時、一悶着あった名前「太郎」と、生まれ年「寅」の干支を合わせ、西郷隆盛はこの名を付けました。

当然、西郷家の後継ぎとして「寅太郎」は養育されましたが、誕生当時の西郷隆盛は倒幕活動で京都などで奔走しており、ほとんど「寅太郎」と触れ合う時間はありませんでした。

戊辰戦争が終わり、明治2年(1869)に西郷隆盛が薩摩に戻って生活を始めた時、この「寅太郎」は3歳。

そして、この年に「寅太郎」にとっては兄にあたる「菊次郎」(当時9歳)が奄美大島からやってきます。

この兄弟の関係がどんなものだったかはよく分かっていませんが、「菊次郎」はあくまで嫡男は「寅太郎」であると島で重々言い聞かせられていたものと想像できます。

明治10年(1877)には西南戦争が起こった際、「寅太郎」は11歳。

西郷隆盛の出陣の際、「寅太郎」は父のもとをなかなか離れようとはせず、無理やり抑えられて父を見送ったといいます。

そして、これが寅太郎と隆盛の永遠の別れとなってしまいました。

父の名に恥じぬ人格者だった西郷寅太郎の生涯↓

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三男「西郷午次郎」1870生まれ

長男「菊次郎」が西郷家に引き取られた1年後、三男の「午次郎」は西郷隆盛と糸との間に生まれました。

「午」の字は生まれた年の干支「午」から取ったものですが、この子「次郎」と付けたため、西郷家には二人の「次郎」が出来てしまったことになり、いささかややこしくなっています。

西郷家にとっては、糸との間に生まれた子が正式な西郷家の子であり、悲しい話ですが「菊次郎」はあくまで特別扱いだったのかも知れません。

一方、西郷隆盛は名前にそれほど執着がなかったとも考えられます。

糸との子の名前は全て干支から取っていますし、奄美大島で生まれた子の名に付いている「菊」の字も「菊池源吾」から取っているので適当と言えば適当。

この「午次郎」は7歳で父を失って以降、鹿児島で隠れて住み、成長しても兄達のように政治の表舞台には立たず実業家に転身していったといいます。

ちなみに長男「寅太郎」は「とらたろう」と読むことから、「午次郎」は「うまじろう」と読むのが正解だと思います。

実業家となった西郷午次郎の生涯↓

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四男「西郷酉三」1873年生まれ

西郷隆盛と糸の間に生まれた3番目の子供は、やっぱり生まれた年の干支「酉」にちなんで「酉三」と名付けられました。

前述のとおり、「寅太郎」は「とらたろう」と読みますので、「酉三」は「ゆうぞう」ではなく「とりぞう」と読むのが正解だと思います。

しかし、疑問が残るのはなぜここで「郎」が外れてしまったのか?

これまでの流れでいけば「酉三郎(とりさぶろう)」となるはずなのに・・・w

やっぱり、西郷隆盛には名前なんてどうでもいいという考えがあったとしか思えません。

「人の価値は名前によって決まるものではない、その行いによって決まるものなのだ」

普通の人にこんな風に言われたら「はぁ」としか言いようがないですが、西郷隆盛がこのように言ったとしたら説得力が違いますよね。

さて、この「酉三」、早世してしまったために実はどんな人物だったのかあまりよく分かっていません。

でも、きっと西郷隆盛のことですから、わずか4年間でもありったけの愛情を注がれていたと思いたい。

若くして亡くなる西郷酉三の生涯↓

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