日本神話

日本の神様・神話 【神武東征①】イツセ・イワレビコ

投稿日:2016年12月13日 更新日:

日本の神様 日本神話
【神武東征①】

日本神話の中で様々な神様が登場してきましたが、「天孫降臨」によって物語も神代から人代に変わり、今回の主役は神武天皇になります。

この神武天皇の日本建国の行程「神武東征」について2回に亘って説明していきます。

ちなみに神武天皇の系譜については、以下の通りです。

皇祖神、天照大御神(アマテラス)

その子、正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(マサカアカツカチハヤヒアメノオシホミミ / 天之忍穂耳命 アメノオシホミミ)

その子、天津日高日子番能邇邇芸命(別称:天津彦火瓊瓊杵尊 アマツヒコヒコホニニギ 以下ニニギ)=天孫

その子、山幸彦こと火遠理命(ホオリ)

の子、鵜葺草葺不合命(別称:彦波差瀲武鸕鷀草葺不合尊、鸕鷀草葺不合尊 ウガヤフキアエズ)

その子、神倭伊波礼毘古命(別称:若御毛沼命、始馭天下之天皇 カムヤマトイワレビコ 以下イワレビコ)神武天皇になります。

 

あまりにも漢字が多すぎるのであだ名つけて簡単に書くと

アマテラス

カチカチ

天孫ニニギ

山幸彦

ウガウガ

神武天皇

の順番。

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神武東征 出発

高天原から降臨したニニギの曾孫にあたり、日向で高千穂宮を営んでいた長兄、五瀬命(イツセ)と末弟(四男)、イワレビコの兄弟は、「どこの地に行けば天下をしっかりと治められるか」について話し合い、新天地を求めて3代続いた先祖の地を離れ、東に移り都を造ることを決意する。

ラオウとケンシロウの話し合い

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出典:http://blogs.yahoo.co.jp/

そして美々津の湊から船団を組み出発。

北斗が修羅の国へ

ちなみに、次兄の稲氷命(別称:稲飯命 イナヒ)、三兄の御毛沼命(別称:三毛入野命、三毛野命 ミケヌ)も一緒です。

トキ、ジャギも一緒ってことw

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出典:http://hobbystock.co.jp/

豊後国の宇佐に着いた一行は、宇沙都彦(ウサツヒコ)宇沙都比売(ウサツヒメ)の盛大な出迎えを受け、そのあと筑紫の岡田宮(福岡)で1年、安芸の多祁理(広島)で7年、吉備の高嶋宮(岡山)で8年滞在。

合計16年・・・

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神武東征 大敗北

やっとこさ東に進んで、浪速の渡りを経て白肩津(大阪)に到着すると一行はいきなり攻撃を受けます。

待ち受けていたのは、土地の豪族の那賀須泥毘古(別称:長髄彦 ナガスネヒコ)

生駒山麓でのナガスネヒコの猛攻で、長兄イツセは手に矢を受け深傷を負い大敗北を喫してしまう。

16年間の平和ボケのせい

イワレビコ兄弟は、「日の神の皇子である我らが、日に向かって戦うのはよくない。これからは日を背にして戦う」と誓い、いったん紀の国(和歌山)を南下し、熊野を目指します。

その途上、長兄イツセは紀の国の男之水門で、矢傷が原因で息絶えてしまいました。

わが生涯に一片の悔いなし?

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出典:http://ja.hokuto.wikia.com/

次兄イナヒ、三兄ミケヌも暴風雨などで相次いで命を失います。

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出典:http://blog.livedoor.jp/

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出典:http://blog.livedoor.jp/

イワレビコは、3人の兄を亡くした上で東征を続けなければなりませんでした。

つづく

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