日本の神様 日本神話
【大国主命 大己貴命②】
さて、2回に亘り紹介している大国主命(オオクニヌシ)ですが、前回までは、兄神たち八十神(ヤソガミ)に何回も殺されては、復活し祖先神である須佐之男命(スサノオ)のいる根之堅州国まで行ったところまで説明しました。
今回は、そこからオオクニヌシが葦原中国の国づくりに至るまでを紹介します。
大国主命と須佐之男命
ヤソガミに追いかけられ根之堅州国についたオオクニヌシは、スサノオの娘の須勢理毘売命(スセリビメ)と出会います。
運命の出会い
二人は惹かれあい結ばれますが、スサノオはオオクニヌシに様々な試練を与えました。
オオクニヌシはなんだかんだで最終的に突破し、二人は結婚。
スサノオからも認められて「大国主」と名乗り、ヤソガミを倒すように言われます。
実は、ここまでのオオクニヌシは、「大己貴命(オホナムチ)」と名乗ってきています。
スサノオの試練については↓
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【須佐之男命(素戔嗚尊)③】
今回で3回目となる須佐之男命(別称:素戔嗚尊 スサノオ)の話ですが、これまでのスサノオの話をザックリおさらい
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大国主命の国づくり
国に戻ったオオクニヌシは、ヤソガミを撃退し、葦原中国の経営に乗り出すと国は大きく発展していきます。
世紀始め救世主伝説

出典:http://h.hatena.ne.jp/
このオオクニヌシの国づくりには、海の彼方からやってきた二柱の神様が協力しています。
一人目は、少名毘古那神(別称:少彦名命 スクナビコ)で、この神様は海の彼方の常世の国から光り輝きながらやってきます。
スクナビコはとても小さな神様で、造化三神の神産巣日神(別称:神皇産霊尊 カミムスヒ)の指の間から零れ落ちた子であり、カミムスヒは、オオクニヌシにスクナビコと義兄弟となり国づくりするよう命じます。
スクナビコは、とても明るくいたずら者でありながら、技術や知識を備えており、力ではなく知恵を働かせて困難を克服していき、国土開発や農業技術、温泉治療などでオオクニヌシを助けます。
ディズニーキャラにいそう
そして仕事をやり遂げるとスクナビコは、海の彼方の常世の国に帰ってしまい、オオクニヌシは途方にくれます。
オオクニヌシってわりとさみしがり・・・

出典:http://blog.goo.ne.jp/
が、また、海の彼方が光輝き、もう一人の神様がアドバイスをくれてオオクニヌシは国づくりを進めていきます。
ラッキー
このもう一人の神様は大物主命(オオモノヌシ)で、聞けばオオクニヌシ自身の幸御魂(サチミタマ)、奇御魂(クシミタマ)であるといいます。
簡単にいうと自分の中にある隠れた力のようなものが現れたようなものです。
夢想転生

出典:http://plaza.rakuten.co.jp/
こうしてオオクニヌシは地上世界の葦原中国を大いに発展させました。
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おわりに
オオクニヌシは、各地で祀られていた神様をまとめたものとも考えられますが、各地で建国の神様としてとても神格の高いものであったと考えられます。
奈良県桜井市の大神神社(オオミワジンジャ)は大物主神、大国主神を祀っていますが、現在伊勢神宮に祀られている天照大御神(アマテラス)は、当初は大神神社の脇で祀られていました。
おそらく、古代大和地方では高千穂からやって来た神武天皇の新興勢力と大和土着の諸豪族の連合国家的な国家運営がなされていて、次第に天皇家が力をつけてヤマト王権ができあがっていったのだと推測されます。
各豪族それぞれの建国の神様達はいつのまにかオオクニヌシで一本化され、天皇家の祖先神であるアマテラスを天津神、オオクニヌシは国津神とされて神様も支配されていったのだと思いますが、のちの古事記や日本書記での編纂時に消されずに、ここまで多くの話を描いていることは、その時代においてもいかにオオクニヌシが信仰されていたかがよく分かると思います。
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今回で2回目となる須佐之男命(別称:素戔嗚尊 スサノオ)の話ですが、前回までのスサノオの話をザックリおさらい
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