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長州藩家老・国司信濃(くにししなの)大河ドラマ西郷どんで長州征伐の際に切腹する三家老の一人

投稿日:2018年7月17日 更新日:

大河ドラマ西郷どん(せごどん)
国司信濃(くにししなの)

大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第28話で、一橋慶喜は長州藩を叩き潰すべく長州征伐を決定します。

征長軍参謀として参陣させられた西郷吉之助は、日本国内での内乱を避けるため、勝海舟のアドバイスもあってここで一橋慶喜を見限ります。

そして吉之助は長州藩を幕府に恭順させようと画策し、「藩主・毛利敬親・定広親子の謹慎」と「禁門の変を引き起こした3人の家老の切腹」を長州側に提案しました。

この記事では、吉之助が出した長州藩への条件「3人の家老の切腹」で果てることになる若き家老・国司信濃(くにししなの)について簡単に紹介します。

 

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国司信濃(くにししなの)

国司信濃は、天保13年(1842)に長州藩士・高洲元忠の次男として生まれました。

名前は、のちに毛利敬親から「親」の一字を賜って「親相(ちかすけ)」と改めています。

6歳の頃に国司迪徳(みちのり)の養子となって、国司家の家督を継いで大組頭となった国司信濃。

実家、養家とも家柄も良く、若い頃から優秀だったため、国司信濃はすぐに頭角を現して藩から重宝されていきます。

 

 

出典:http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/

 

 

桜田門外の変以降、これまで弾圧されていた尊王攘夷運動が高まりを見せた文久3年(1863)、長州藩は単独での攘夷に踏み切り、国司信濃は久坂玄瑞らと共にアメリカ船を砲撃して下関海峡を封鎖しました。

この功績で国司信濃は下関防備総奉行に任じられ、朝廷からも褒められています。

しかし、攘夷には積極的であった孝明天皇も、朝廷を牛耳ろうとする長州藩の過激な行動を良くは思わず、薩摩藩と会津藩が連携した八月十八日の政変によって長州藩は京都から追放されてしまいました。

 

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八月十八日の政変後、家老となった国司信濃は、同じ家老の益田右衛門介や福原越後と連携し、京都における復権を画策しました。

そして国司信濃は長州藩士・久坂玄瑞、来島又兵衛らの挙兵に加担し、元治元年(1864)の禁門の変を引き起こす当事者となりました。

この禁門の変では、長州藩は薩摩・会津の連合軍に大敗し、久坂玄瑞・来島又兵衛らが自刃します。

国司信濃は自刃するよりも、藩主の命によって責任を取る形を選び、玉砕を避けて帰藩しました。

 

 

出典:https://page.auctions.yahoo.co.jp/

 

 

やがて第一次長州征伐が始まると大軍が長州に押し寄せます。

そして征長軍参謀の西郷吉之助は、長州藩に対して禁門の変を引き起こした国司信濃ら三家老の切腹を要求。

さらに長州藩内部でも保守派の勢力が台頭し、幕府への恭順の意をあらわすことにより許しを乞おうとし、尊王攘夷派への弾圧が行われました。

これにより国司信濃は一連の責任を取る形で徳山澄泉寺において自刃。23歳の若さでした。

辞世の句は「よしやよし 世を去るとても 我が心 御国のために なほ尽さばや」「君がため つくせやつくせ おのがこの 命一つを なきものにして」。

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