大河ドラマ【いだてん】
~東京オリムピック噺~
この記事では、大河ドラマ「いだてん」に登場する大日本体育協会に関連する人物(嘉納治五郎、永井道明、可児徳、大森兵蔵、大森安仁子)について史実をもとに紹介した記事を一覧にしています。
ほとんどの人物が金栗四三が通った東京高等師範学校の人物ですが、この記事を読めば日本の体育教育の歴史が分かるはず。
紹介する記事は大河ドラマが進むにつれ随時追加、更新していきますので本編の予習、復習などにお使い下さい。
日本スポーツ界の父・嘉納治五郎
大河ドラマ「いだてん」に登場する柔道の創始者・嘉納治五郎の生涯について紹介した記事。
この大河ドラマに登場する日本のスポーツ発展に寄与した人物たちは、ほとんどの者が幼い頃は体が弱く、コンプレックスを持っていました。
のちに「日本のスポーツの父」とまで呼ばれる嘉納治五郎もその一人で、そのコンプレックスをはねのけて柔道を創始し、日本のオリンピック初出場を決めて日本の体育教育を変えていきます。
東京オリンピック招致のキーマンとなる嘉納治五郎の生涯とは。
肋木の推進者・永井道明
大河ドラマ「いだてん」に登場する東京高等師範学校教授・永井道明の生涯について紹介した記事。
永井道明は日本のオリンピック出場のために嘉納治五郎に協力し、日本教育界にも多大な影響力を持っていきました。
しかし、永井道明はその後に嘉納治五郎と対立して敗北。
学校教育に「スウェーデン体操」と「肋木」を取り入れた永井道明の生涯とは。
永井のライバル・可児徳
大河ドラマ「いだてん」に登場する東京高等師範学校教授・永井道明の生涯について紹介した記事。
大河ドラマでの可児徳は上司の嘉納治五郎の腰巾着として少し情けない印象があります。
実際の可児徳についても挫折ばかりのパッとしない人生ですが、ライバルである永井道明との対立の中で存在感を発揮し、日本体育界を変えていくことになります。
日本代表監督・大森兵蔵
大河ドラマ「いだてん」に登場する初のオリンピック日本選手団の監督・大森兵蔵の生涯について紹介した記事。
今回紹介してきた日本の体育界の人物の中でも、ひときわ体の弱かった大森兵蔵は、アメリカでのアニー(のちの大森安仁子)との大恋愛の末の結婚、嘉納治五郎との出会い、日本初のオリンピック選手団の監督への就任とドラマチックな人生を送りました。
大森兵蔵がもう少し長生きできていれば、日本の体育教育の発展、東京オリンピック招致にも必ず活躍していたことでしょう。
純愛と社会福祉に生きた・大森安仁子
大河ドラマ「いだてん」に登場する大森兵蔵の最愛の妻・大森安仁子(アニー)の生涯について紹介した記事。
大河ドラマでの大森安仁子は金栗四三の食事マナー講師としてスパルタ教育を行っていますが、夫の大森兵蔵にはめっぽう弱いという可愛らしい一面をもった人物。
金栗四三のオリンピック出場にも大森安仁子は同行したことは有名ですが、最愛の夫を亡くしてからの大森安仁子の人生はあまり知られていません。
愛を貫き通し、日本のために尽力した大森安仁子が残した偉大な功績とは?
朝ドラの主人公になってもおかしくないような生涯を是非見ていただきたい。