大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」
第10話「篤姫はどこへ」 あらすじ
平成30年大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」第10話「篤姫はどこへ」のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。
詳細なネタバレもあるので先の展開を知りたくない方は、【ネタバレ注意】は読まないほうがいいです。
たまに、私がところどころふざけてセリフや文章を考えて書いているところがありもすが、決して本編の大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」ではそのようなことはありもはん。
なお、放送後の感想については、別ページで書いていきますのでそちらもよろしくお願いします。
西郷どん(せごどん)
第10話「篤姫はどこへ」
NHK公式 あらすじ
斉彬(渡辺謙)の「お庭方」となった吉之助(鈴木亮平)はヒー様(松田翔太)の正体を確かめるために磯田屋に行くが、福井から来た謎の蘭方医(風間俊介)と出会う。そんなとき、篤姫(北川景子)が薩摩藩邸から失踪。吉之助は秘密裏に篤姫を連れ戻すが、斉彬は「篤姫は将軍家に輿(こし)入れをする」と言い渡し、教育係の幾島(南野陽子)が現れる。
西郷どん(せごどん)
第10話「篤姫はどこへ」
あらすじ【ネタバレ注意】
慶喜
吉之助が命じられた「御庭方」は、ただの庭掃除番ではなかった。
斉彬は吉之助の力を認めており、自分の側において手足として働かせる「密偵」の役目を担っていた。
吉之助が水戸の斉昭とのやりとりを報告すると、斉彬は「水戸のご隠居様は、相変わらず面白いお方じゃ」と笑った。
そして斉彬は吉之助に、斉昭ともっと懇意になるよう命じた。
吉之助は「ヒー様」の正体を確認するため、大山格之助、有村俊斎と共に再び品川宿の磯田屋へ行った。
大山たちを座敷に残し、吉之助はヒー様の座敷を訪れると、ヒー様は、ふきたちと酒を飲みながら似顔絵を描いていた。
吉之助は女たちに席を外してもらい、ヒー様と向き合った。
間違いなく水戸藩邸であった若侍だ。
吉之助が素性を訪ねると、ヒー様はあっさりと「ああ、一橋慶喜だ」と認めた。
そして、慶喜は言った。
「お前のとこの殿は、色々やりすぎだ。俺は将軍にはなりたくない。そう言っとけ」
吉之助には意味が分からない。
すると慶喜は「そのまま言った言葉を伝えるのがお前の役目だろ」と言ってくる。
吉之助が戸惑っていると、廊下から医者を探す声がする。
どうやら、タマが大山たちの座敷で倒れたらしい。
吉之助と慶喜が座敷に向かうと、医者らしき男がタマを診ている。
見たこともない瀉血という治療をする男に、慶喜は名を尋ねた。
しかし、男は「越前からきた、つまらない者」とだけ名乗って去っていった。
この男、実は先ほどから吉之助と慶喜のやりとりを、物陰からうかがっていたことは誰も知らなかった。
篤姫
藩邸に戻った吉之助は、斉彬に「将軍にはなりたくない」という慶喜の言葉を伝えた。
吉之助の伝言で顔をしかめる斉彬のところに、山田があわててやってきて何か報告している。
篤姫が増上寺に参詣する途中で姿を消したとの知らせだった。
斉彬は吉之助に、事が大きくならぬよう隠密裏に篤姫を探し出し、連れて帰るよう命じるのであった。
西郷は江戸の町を探し回り、ようやく品川の浜で佇んでいる篤姫を見つけた。
篤姫は、実父である島津忠剛の死去を知らせる書状を握りしめ、海の向こうを見つめている。
「二度と帰らぬつもりで江戸に来たが、もう一度だけ父に会いたかった」と話す篤姫。
吉之助は、海は薩摩まで繋がっていると言うと、篤姫はすんなり藩邸に帰ろうとする。
気丈に振る舞う篤姫に、吉之助は「悲しい時は泣いたらよか」と声をかけると、篤姫は海に向かって泣き叫んだ。
篤姫が振り返ると、吉之助も泣いている。
吉之助の優しさが篤姫にとっては嬉しかった。
「西郷!めそめそするな!しっかりせ!」
篤姫は自分を鼓舞するように吉之助を叱った。
篤姫が藩邸に戻り、斉彬に詫びを入れる。
斉彬もそれを受け入れ、改めて輿入れの件を伝えた。
輿入れ先が、将軍・家定だと知った吉之助は驚き立ち尽くす。
その時、一人の女が現れ、斉彬に名乗った。
名は幾島。
篤姫を将軍の后としてふさわしい者にするため、指南役として京の近衛家から斉彬に呼び寄せられた者である。
そして、吉之助には篤姫を守る役目も追加された。
橋本左内
幾島のスパルタ教育が始まった。
篤姫はまず薩摩言葉を禁止される。
さらに琴、薙刀、書道などのほか、枕絵などを用いて子の作り方まで真面目に教える。
もし、篤姫が家定の跡継ぎを産めば、斉彬は幕府内で大きな力を持つことになる。
幾島の目は燃えていた。
吉之助が南長屋の部屋を出ると、磯田屋でタマを治療した医者が立っていた。
医者は、橋本左内と名乗り、越前藩主・松平慶永の密偵であると身分を明かした。
左内は、慶永から斉彬への手紙を届けにきたのだと言う。
さらに左内は斉彬と慶永が組んで、一橋慶喜を次期将軍に担ぎ上げ、幕府のあり方を根本から変えようとしていると吉之助に打ち明ける。
何も知らない吉之助は、次期将軍は篤姫が産む子であるはずと戸惑う。
左内は、吉之助が何も知らないことに呆れ「勘違いをしていたようだ。こんな男を買いかぶっていたとは。いまの話は僕の妄想だから忘れてくれ」と言って帰っていった。
吉之助は、左内から預かった手紙を斉彬に渡し、なぜ次期将軍候補が、篤姫が産むであろう子と、一橋慶喜の二人もいるのかと質問した。
すると、斉彬は外国と渡り合うためには慶喜が必要だと言う。
さらに「篤姫は不幸になる」との言葉を斉彬から聞き、純粋に篤姫の幸せを願う吉之助は言葉を失った。
10話補足記事まとめ
次回 西郷どん(せごどん)第11話あらすじ↓
西郷どん(せごどん)
放送後の感想について
放送後に別ページにまとめています。