大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」
第3話「子供は国の宝」あらすじ
平成30年大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」第3話「子供は国の宝」のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。
詳細なネタバレもあるので先の展開を知りたくない方は、【ネタバレ注意】は読まないほうがいいです。
たまに、私がところどころふざけてセリフや文章を考えて書いているところがありもすが、決して本編の大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」ではそのようなことはありもはん。
なお、放送後の感想については、別ページで書いていきますのでそちらもよろしくお願いします。
西郷どん(せごどん)
第3話「子供は国の宝」
NHK公式 あらすじ
大家族の西郷家に四男が生まれ暮らしはますます苦しくなり、吉之助(鈴木亮平)は父・吉兵衛(風間杜夫)と商家から大借金をする。そんなとき、武士の身分にありながら、貧しさのため土地を捨て一家で夜逃げする少年に出会う。
一方、斉彬(渡辺謙)は意を決し、父・斉輿(鹿賀丈史)を隠居に追い込もうとするが、斉輿と由羅(小柳ルミ子)は大逆襲に転じる。
西郷どん(せごどん)
第3話「子供は国の宝」
あらすじ【ネタバレ注意】
中村半次郎との出会い
嘉永元年(1848年)西郷家は4男の小兵衛が生まれ、11人家族となりますます生活は苦しくなっていた。
祖父の龍右衛門や、3男の信吾が体調を崩すも医者を呼ぶお金もない。
吉之助は、熊吉とイノシシと獲ってきて医療費にあてようとするが、父の吉兵衛は「侍が恥ずかしい事するな」と言って、借金をすることを決める。
借金に反対する吉之助と吉兵衛は大ゲンカし、隣の家の大久保次右衛門や正助も止めに入る。
実のところ、吉兵衛も金を借りれるところのアテなどなかった。
翌日、吉兵衛は吉之助と赤山靱負に紹介された豪商・板垣与三次を訪ねた。
吉兵衛は武士の威厳を保とうと、えらそうに百両の借金を申し出る。
吉兵衛の衣服はボロボロで、板垣は返済してくれるのか心配になった。
すると、吉之助は正直に自分の家が貧乏で、医者を呼ぶ金さえないことを打ち明ける。
命にかけて返済すると頭を下げる吉之助の人柄に、板垣は心打たれて承諾することとなった。
金を借りた帰り道、吉之助は少年が男たちにボコられてる現場に出くわす。
吉之助は止めに入り理由を聞くと、少年が芋を盗んだからだと言う。
「盗んでいない。畑も芋も自分の家のものだ」と言い張った少年は、木刀を手にして男たちを打ち倒し逃げていった。
逃げていったのは、半次郎という少年で、城の下に住む「城下士」の家の出だが、父親が島流しにあって、畑を召し上げられ、貧しい生活をしているという。
吉之助には、半次郎の見事な太刀さばきが強烈に心に残っていた。
半次郎の夜逃げ
江戸の薩摩藩邸では、島津斉彬の次男・寛之助が4歳で息を引き取っていた。
これまで3人の子を亡くしており、斉彬は落ち込んでいた。
すると、庭で騒がしい声がした。
騒いでいる藩士は、床下から寛之助を暗示させる人形を見つけていた。
その後、藩邸は「お由羅さまに呪い殺された」との噂が広まっていった。
百両をてにした西郷家は、久々に白米を食べ家族が笑顔になっていた。
吉之助が熊吉の実家にもおすそ分けしようと向かうと、祖母のおイシが出てくる。
吉之助の行いに、おイシは感激。
吉之助はそのまま熊吉の家に泊まって昔話に花をさかせた。
早朝、吉之助は道で家財道具一式を持って移動する一家を見た。
よく見れば、半次郎である。
「侍が逃げたら二度と侍には戻れん」と話す吉之助に対し、半次郎の母親は「脱藩」すると言い放つ。
二人のやりとりの最中、半次郎が「侍を捨てれん」と叫ぶ。
なんとかしてやりたかった吉之助は「自分がなんとかする」と約束してしまう。
様子を見ていた熊吉が心配する中、吉之助は米を分け与えて、荷車を使って半次郎たちを家に戻した。
後日、吉之助は井之上と、その上役・山元に呼び出される。
荷車を押す姿を見られていたらしく、夜逃げを手伝ったと疑われていた。
吉之助は「夜逃げは手伝っていない」と言ったが、山元は納得しない。
そこに赤山がやってきて、この件は自分が預かると言って事を収めた。
赤山は、事前に正助から「吉之助が夜逃げを手伝った」という噂を聞いており、力になってやって欲しいと頼まれていた。
吉之助は赤山の家を訪れ、半次郎の家の田畑を返してやって欲しいと頼む。
正助も糸も同席しており、侍の困窮は藩の大きな問題だと吉之助に助太刀する。
赤山は熱い思いに打たれ、自分が何とかすると約束するのであった。
お由羅騒動
吉之助のこのような行いは、江戸の斉彬の耳にも届いていた。
斉彬は、吉之助が書いた民の困窮に関する意見書を読み、自分が藩主となることを決意する。
そして斉彬は、よき理解者でもあった幕府の老中・阿部正弘にその決意を伝えた。
「父を隠居させ、私が藩主になり申す。」
そして、斉彬は父の不正を書いた書状を、阿部に手渡した。
その後、江戸城に調書広郷がよびつけられた。
阿部は、調書に不正の事実を確認する。
調書もそれを認めたが、藩主・島津斉興は一切関わりなく、全て自分がやったことと言って、自分ひとりが罪をかぶろうとしていた。
事の子細を裏で聞いていた斉彬は、たまらず調書の前に出て「父上にはご隠居いただく」と言い放つ。
観念した調書は、その夜、毒を飲んで自ら命を絶った。
しばらくして、薩摩に調書死去の知らせが届いた。
斉彬の弟・島津久光は、次期藩主となろうとする兄の策略によるものだと知って驚く。
一方、城内では、お由羅が斉彬の子を呪い殺しているという噂も立っている。
調書の死、お由羅への根も葉もない噂を聞いた斉興は、斉彬への憎しみを募らせ、藩内の斉彬派の粛清に乗り出した。
これが切腹13名、島流し17名、その他50名が処罰を受けた「お由羅騒動」である。
3話補足記事まとめ
西郷どん(せごどん)
放送後の感想について
放送後に別ページにまとめています。