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【土持政照・土持照・黒葛原源助(つづらはらげんすけ)】西郷どん(せごどん)沖永良部島で吉之助を助ける母子と代官

投稿日:2018年6月12日 更新日:

大河ドラマ西郷どん(せごどん)
土持政照・土持鶴
黒葛原源助(つづらはらげんすけ)

大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第24話~第25話で描かれる西郷隆盛(吉之助)の沖永良部島での生活。

再会した愛加那との別れを経て、たどり着いた沖永良部島で吉之助は、土持政照と土持鶴の母子、代官・黒葛原源助らによって助けられ約1年半の時間を過ごしました。

この記事では重罪人・西郷隆盛のことを親身になって世話をやいてくれた土持政照と土持鶴の母子と、沖永良部島の代官・黒葛原源助について簡単に紹介します。

 

 

出典:https://matome.naver.jp/

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土持政照(1834~1902)

大河ドラマ西郷どん(せごどん)で斎藤嘉樹が演じる土持政照は、幕末の沖永良部島の間切目付(現在の警察官の役割)。

父は薩摩藩士の土持綱政で、沖永良部島に赴任していたとき、鶴を島妻にして政照が生まれました。

父が鹿児島に戻る際、政照も連れられて海を渡って鹿児島で教育を受けていましたが、父が本妻を娶って子供ができたために政照は沖永良部島に戻されました。

薩摩藩士と島妻との間に生まれた子は、島を統括する役人などの任務につくことが多く、土持政照もこれに漏れず間切目付の役目を務めました。

 

土持政照は徳之島から沖永良部島に流されてきた西郷隆盛が2坪ほどの吹きさらしの牢に入れられているのを気の毒に思い、私費を投じて座敷牢を作り世話をやきました。

これに感激した西郷隆盛は土持政照と義兄弟の契りを結び、役人としての心構えを説きます。

そして土持政照は西郷が薩摩に戻ったあとも島の役人を務め続け、明治3年(1870)には西郷に教わったことをもとに、台風や凶作に備える互助組織「沖永良部社倉」を設立して島の発展に努めました。

 

出典:https://www.nhk.or.jp/

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土持鶴

大河ドラマ西郷どん(せごどん)で大島蓉子が演じる土持鶴は、薩摩藩士・土持綱政が役人として沖永良部島に赴任してきた時の島妻で「西郷の沖永良部島の母」ともいうべき人物。

土持政照を産み、夫が鹿児島に戻る際に政照も連れて行かれ一人となってしまいますが、のちに政照が帰島すると二人で暮らしました。

吹きさらしの牢で衰弱しきっていた西郷隆盛を政照と共に親身になって介抱し、西郷が座敷牢に移ったあとも日々の暮らしの世話をやいています。

 

出典:https://www.nhk.or.jp/

 

黒葛原源助(つづらはらげんすけ)

大河ドラマ西郷どん(せごどん)で下総源太郎が演じる黒葛原源助は、幕末の沖永良部島の代官で土持政照の上司にあたる人物。

西郷隆盛が沖永良部島に着いた時、収監用の牢がなくて慌てて牢を作るように命じたとされています。

西郷を吹きさらしの劣悪な環境の牢から、土持政照が私費で作った座敷牢に移す際に黙認したことで知られています。

 

出典:https://www.instagram.com/

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