西郷どん関連

大河ドラマ西郷どん(せごどん)江戸詰めと庭方役とは?西郷吉之助がのちに重用された理由は斉彬の密偵として働いていたから

投稿日:2018年2月7日 更新日:

大河ドラマ西郷どん(せごどん)
「江戸詰め」と「庭方役」とは

大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第10話で江戸にいた西郷吉之助は、島津斉彬から「庭方役」という役目を命じられました。

江戸に来た当初は、庭掃除をしていた吉之助でしたが、この「庭方役」に任じられたことによって様々な人物と交流が可能となり、のちに薩摩藩にとって吉之助の存在が大きな意味を持っていきます。

今回は、西郷吉之助の活躍の足掛かりとなった「江戸詰め」、「庭方役」について簡単に紹介していきます。

 

 

出典:https://matome.naver.jp/

スポンサーリンク

 

 

江戸詰め(江戸番)

「江戸詰め(江戸番)」とは、江戸時代に参勤交代の制度に基づいて、諸藩の大名・家臣が江戸にある藩邸で勤務したことをいう。

主な業務としては、幕府や他藩との渉外・折衝や情報交換、生活するための食糧や日用品の手配、国許との連絡などがあった。

この「江戸詰め」には、藩の予算の50%~70%が費やされ、慢性的な財政赤字を招いていた。

 

庭方役

「庭方役」とは本来、庭の手入れや掃除をする役職をいうが、薩摩藩における「庭方役」は、幕府の「御庭番」にならって島津斉彬が新設したポストで、藩主に付き添い密命を受けて対外折衝にあたり、情報収集、報告を行う重要な役目を持っていた。

業務内容は、前述の「江戸詰め」と同じであるが、この頃は下級武士は他国藩主や家老と会おうとしても門前払いをくらい、会うためにはめんどくさい手続きや審査があった。

しかし「庭方役」は、藩主の手足となって動いているため、幕府高官や他国藩主に対しても手続き不要で面会が可能であった。

 

西郷吉之助は最初、庭先で命令を聞くだけの役目だったが、次第に斉彬の座敷に招かれて長時間話し込み、スケールの大きい話ができるようになった。

そして吉之助は、藩主や家老と渡り合えるほどの見識を磨いて、他国との人脈を築き「薩摩の宝」と呼ばれるほどまで成長していく。

このことが、のちの薩摩藩の政治運動には「西郷吉之助が必要不可欠である」となったのである。

 

 

スポンサーリンク

大河ドラマ西郷どん(せごどん)あらすじ・ネタバレ・感想・期待度まとめ【初回から最終回まで】
大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」全話 あらすじ・ネタバレ・感想・期待度まとめ この記事では、2018年NHK大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」全47話のあらすじ・
大河ドラマ西郷どん(せごどん)の【説明記事一覧】疑問に思った内容や人物を簡単に紹介!
大河ドラマ西郷どん(せごどん) 背景・関連記事・説明記事一覧 この記事では、大河ドラマ西郷どん(せごどん)の本編にある背景や、史実をもとに紹介した関連記事、疑問に思うワ

スポンサーリンク

-西郷どん関連

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

錦の御旗|西郷どん(せごどん)おゆうが縫う錦旗(きんき)は鳥羽・伏見の戦いで戦況を一変させた官軍のしるし!

大河ドラマ西郷どん(せごどん) 錦の御旗(錦旗) 大河ドラマ西郷どん(せごどん)で起こる鳥羽・伏見の戦い。 この鳥羽・伏見の戦いでは、薩摩藩の大久保一蔵が一つの切り札を用意していました。 それが一蔵の …

西郷小兵衛(こへえ)大河ドラマ西郷どん(せごどん)カワイイ弟の死に西郷隆盛が号泣!熊本で散った西郷家の末弟とは

大河ドラマ西郷どん(せごどん) 西郷小兵衛 大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第27話で、ついに登場するのが上川周作が演じる西郷吉之助の最愛の弟・西郷小兵衛(こへえ)。 ドラマの序盤では、三兄・西郷信吾 …

最終回後、西郷どんは生きていた?西郷隆盛生存説と大津事件とは?

大河ドラマ西郷どんその後 西郷隆盛生存説と大津事件 大河ドラマ西郷どん(せごどん)は最終回の西郷隆盛の死によって放送終了となりますが、あまりにも偉大過ぎた英雄の・西郷隆盛は、その後も「西郷隆盛は生きて …

井上馨(聞多)大河ドラマ西郷どん(せごどん)伊藤俊輔の兄貴分で「外交の父」と称えられた明治政府の重鎮

大河ドラマ西郷どん(せごどん) 井上馨(聞多) 大河ドラマ西郷どん(せごどん)での薩長同盟成立後の第33話で起こる第二次長州征伐。 激しい戦いが繰り広げられる中、薩摩藩から最新の武器を調達していた長州 …

征韓論|西郷どん(せごどん)西郷隆盛が主張した征韓論は「出兵」ではなく「大使・西郷の派遣」

大河ドラマ西郷どん(せごどん) 征韓論 大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第42話、療養から復帰した西郷隆盛を待ち受けていたかのように朝鮮との国交問題が浮上します。 鎖国をしていた江戸時代にも、朝鮮とは …