大河ドラマ西郷どん(せごどん)
ナンコ
大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第7話で、西郷家で開かれた吉之助と須賀の婚礼の宴。
宴は、大山や有村ら郷中の仲間たち交じって盛り上りますが、宴もたけなわになった頃、大久保正助が吉之助と須賀を二人にしようと皆を誘って大久保家で「ナンコ」をやろうと言い出します。
この「ナンコ」という言葉、全く聞いたことがなかったので、今回調べてみました。
最初に「ナンコ」の歴史やルールを書いていますが、いまいち分からないので後半はYouTubeから動画を引っ張っています。
お酒が入っているからでしょうか? この「ナンコ」YouTubeで見ると、超盛り上がっていてこっちまで楽しくなってしまいます。
動画は、2015、2019「ナンコ」大会個人戦の決勝戦の模様ですが、グレーのジャケットの男性の独特のスタイルw
ナンコ名人なんでしょうか?w
ちょっとやってみたいです。お酒飲めないけどw
ナンコ(薩摩拳・さつまけん)
ナンコとは、鹿児島に古くから伝わる酒席の遊び。
客を歓待し、酒席を景気づけて親睦を深めるために行われる(らしいw)。
慶長3年(1598年)島津義弘が朝鮮の役から帰国した際、はじめたが起源と伝えられている。
【やり方】
対戦する二人が、それぞれ象牙製の籌(かずとり)や杉箸などの3本の短い棒を後ろに隠して持ち、両者が同時に何本かの棒を拳の中に隠して気合もろとも(ここ大事!w)出し合い、相手が持っている本数を言い当てたり、双方合計の本数を言い当てる。地域によって本数の呼び方に独特の用語がある。
ナンコをする時は審判、または介添人が側にいて盆に焼酎を注ぎ、負けた方は焼酎を飲まなければならない。
勝った方に「花」と称して献杯することもある。
ナンコ大会の様子
「ジャケットの男性、面白い!」
「やっぱりジャケットの男性面白いwww」
どうですか?めっちゃやってみたいです。もちろんグレージャケット着て!
ナンコの数え方
本数 | 呼び方 |
---|---|
6 | スッパイ(全部)、ケネジュウ(家内中)、ウゼケンイッペ(世間一杯)、アイタケ、六本 |
5 | ゴンメ(五枚)、片手(五本)、ゴンジュウ(五十)、五人め、五人め餅、五本 |
4 | 蚊帳ン釣手、シンメ(四枚)、鶏が二匹(足が四本)、菜の花、四本 |
3 | インノシベン(犬の小便)、下駄ン目、鍋こしい、三本 |
2 | 下駄ン歯、ジャン、ジャンボ(両棒)、オンジョンボ(夫婦)、夜明け |
1 | 一丁、一人者、天皇陛下、大統領(共にこの世に一人)、ウゼケンに一人、電気ンバシタ(電柱)、稲田のカカシ、一本 |
0 | なし、風(フウ)、お手パラ(あなたの手中はゼロ)、オイヤラン(誰もいない) |
同数 | ズッ、ドッコイ |
その他 | アニョ(兄の意、自分より一本多い)、オトッ(弟、自分より一本少ない) |