西郷どん関連

大河ドラマ西郷どん(せごどん)赤山靱負(あかやまゆきえ)お由羅騒動により粛清された吉之助が尊敬する薩摩藩の重臣

投稿日:2017年12月27日 更新日:

大河ドラマ西郷どん(せごどん)
赤山靭負(あかやまゆきえ)

大河ドラマ西郷どん(せごどん)の中で、西郷吉之助(隆盛)たちの頼れる先生のような働きを見せるのが沢村一樹が演じる赤山靱負(あかやまゆきえ)。

初登場時の第1話では、史実の上では赤山靱負(あかやまゆきえ)は17歳のため、キャスト設定に多少無理がありますがw、その後の吉之助と島津斉彬とを結ぶ重要な役割を担っていくことになります。

史実ではあまり記録がない赤山靱負ですが、この大河ドラマの中では吉之助ら門弟たちに残す最期の言葉は、感動すること間違いありません。

今回は、吉之助らから尊敬を集めた薩摩藩の重臣・赤山靱負について簡単に紹介していきます。

ホントにアッサリしていますw。

 

 

出典:https://www.instagram.com/

スポンサーリンク

 

 

赤山靭負(あかやまゆきえ)

赤山靭負(あかやまゆきえ)は、幕末薩摩藩の重臣。

諱は久普(ひさひろ)という。

文政6年1月17日(1823年2月27日)に島津氏分家・日置島津家当主の島津久風の子として誕生した。

西郷隆盛より5歳年上。

 兄の島津久徴は、藩主・島津忠義(久光)の主席家老。弟の桂久武は西郷隆盛と親交が深く、のちに西南戦争で戦死している。

日置島津家は、薩摩藩内では藩主の一門家に次ぐ名門であり、代々家老などの重役につく特別な存在だった。

また、元服時に次男家まで藩主が直々に加冠されるという一門家以外では日置島津家だけに与えられた特権があり、赤山靭負も藩主・島津斉興から加冠を受けて元服した。

 

天保12年(1841年)、赤山靱負は小納戸見習行奥小姓として出仕した。

天保15年(1844年)には江戸滞在中に供目付を兼務し、弘化3年(1846年)には槍奉行の職に就任。

弘化4年(1847年)、名越左源太や郷田仲兵衛とともに軍役方掛となった。

嘉永3年(1850年)、赤山靱負は革命的な島津斉彬を尊敬し「藩主・斉彬」を願う一派の中心的人物であったため、島津斉興の逆鱗に触れて切腹を命ぜられた(お由羅騒動)。

 

 

スポンサーリンク

大河ドラマ西郷どん(せごどん)の【説明記事一覧】疑問に思った内容や人物を簡単に紹介!
大河ドラマ西郷どん(せごどん) 背景・関連記事・説明記事一覧 この記事では、大河ドラマ西郷どん(せごどん)の本編にある背景や、史実をもとに紹介した関連記事、疑問に思うワ
大河ドラマ西郷どん(せごどん)あらすじ・ネタバレ・感想・期待度まとめ【初回から最終回まで】
大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」全話 あらすじ・ネタバレ・感想・期待度まとめ この記事では、2018年NHK大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」全47話のあらすじ・

スポンサーリンク

 

 

-西郷どん関連

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【那波列翁伝とナポレオン】西郷どん(せごどん)で川口雪篷が話す「革命」の大英雄ナポレオンとは?

大河ドラマ西郷どん(せごどん) 那波列翁伝とナポレオン 大河ドラマ西郷どん(せごどん)で沖永良部島に流されている西郷吉之助。 吉之助はこの島で出会った人物・川口雪篷(かわぐちせっぽう)と共に、身分の隔 …

長州藩家老・益田右衛門介(ますだうえもんのすけ)大河ドラマ西郷どんの長州征伐で切腹させられる三家老の一人

大河ドラマ西郷どん(せごどん) 益田右衛門介(ますだうえもんのすけ) 大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第28話で、一橋慶喜は禁門の変を引き起こした長州藩を潰すため、大軍と用いて長州征伐を決定します。 …

ガトリング砲|西郷どん(せごどん)西郷吉二郎が命を落とした北越戦争で河井継之助が導入した最新兵器

大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」 ガトリング砲 大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第38話で、西郷吉之助の弟・西郷吉二郎が戊辰戦争に参加して北陸で命を落とします。 この「北越戦争」と呼ばれた戦いで、新 …

大河ドラマ西郷どん【ナンコ】大久保正助が琴、吉二郎、鷹、安を誘った鹿児島の伝統的な酒席の遊びナンコとは?

大河ドラマ西郷どん(せごどん) ナンコ 大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第7話で、西郷家で開かれた吉之助と須賀の婚礼の宴。 宴は、大山や有村ら郷中の仲間たち交じって盛り上りますが、宴もたけなわになった …

井上馨の汚職事件【尾去沢(おさりざわ)銅山事件】とは|西郷どん(せごどん)

大河ドラマ西郷どん(せごどん) 井上馨と尾去沢銅山事件 大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第42話、西郷隆盛は留守政府を預かり仕事に追われていましたが、政府内では後藤象二郎、板垣退助ら「土佐」と江藤新平 …