麒麟がくる関連

麒麟がくる|藤田行政・伝吾(徳重聡)光秀に従う「誰?」レベルの超マニアック武将

投稿日:2019年12月15日 更新日:

大河ドラマ「麒麟がくる」
藤田行政(伝吾)

大河ドラマ「麒麟がくる」で、徳重聡が演じるのが明智家の重臣・藤田行政(伝吾)

藤田行政(伝吾)は明智光秀の父の代から明智家に仕え、五宿老の1人として活躍していた人物ですが、その前半生は光秀と同様に明らかになっていません。

というか、全く分かりません(笑)。

明智家の武将ってこういうのばっかりだから、謎めいた光秀の前半生が自由に描けるんでしょうけどね。

では、今回は明智家の超マイナー武将・藤田行政(伝吾)について、分かっている範囲で簡単に紹介していきます。

 

出典:https://www.nhk.or.jp/

スポンサーリンク

 

藤田行政(伝吾)

藤田行政は明智家の家臣で、光秀の父・明智光綱の代から仕えていたとされている。

生年は不詳。通称は伝吾、伝五郎。

明智家の重臣として活躍していたとされるが前半生は光秀と同様に明らかになっていない点が多い。

織田信長に仕えた光秀とともに畿内を転戦し、山城国静原山城主となって明智五宿老の1人に数えられたという。

天正10年(1582年)5月29日、主君・明智光秀は信長打倒を決意した際、明智秀満に謀反の相談をしたが反対され、次に藤田行政(伝吾)ら重臣たち(他に明智光忠、斎藤利三)に相談した。

藤田行政(伝吾)らは明智秀満と同様に謀反に反対したが、6月1日になると明智秀満が「すでに四人にも語った上はもはや躊躇すべきではない」と話し、光秀は謀反を決意したという。

そして6月2日、本能寺の変では藤田行政(伝吾)は明智光忠、溝尾茂朝とともに第二陣を務めて信長を討った。

 

その後、藤田行政(伝吾)は光秀と縁戚関係、友人関係にあった大和郡山城主・筒井順慶を明智方に引き入れるため、郡山まで赴いた。

しかし、筒井順慶は光秀に協力することを了承することはなく、説得は失敗に終わって藤田行政(伝吾)は追い返されてしまった。

6月13日、山崎の戦いで藤田行政(伝吾)は明智軍の右翼を率いるも味方は総崩れ。藤田行政(伝吾)も体に6箇所の傷を受けるなど奮戦していたが、退却を余儀なくされた。

そして翌日、光秀が逃げ込んでいた勝龍寺城が陥落したと聞き、自刃した。

 

出典:https://ameblo.jp/

スポンサーリンク

 

大河ドラマ「麒麟がくる」あらすじ関連記事

下の記事では、大河ドラマ「麒麟がくる」のあらすじや登場する人物、キャスト、ゆかりの場所などを紹介しています。本編の予習、復習にお使い下さい。

大河ドラマ【麒麟がくる】全話あらすじ・ネタバレ・感想・期待度まとめ(初回から最終回まで)
大河ドラマ「麒麟がくる」 全話あらすじ・ネタバレ 感想・期待度まとめ この記事では、2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」全話のあらすじ・ネタバレと共に、各

2020大河ドラマ【麒麟がくる】人物・キャスト・関連記事|明智光秀の物語を予習、復習して楽しもう!
2020大河ドラマ「麒麟がくる」 人物・キャスト・関連記事 この記事では、大河ドラマ「麒麟がくる」に登場する人物、本編にある背景など、史実をもとに紹介した関連記事、疑問

スポンサーリンク

-麒麟がくる関連

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

麒麟がくる|日運(有福正志)小見の方の病気平癒を願う僧は斎藤道三の国盗りのきっかけを作った重要人物だった!

大河ドラマ麒麟がくる 日運 大河ドラマ麒麟がくるの初回で有福正志が演じるのが、常在寺の住職・日運というお坊さん。この日運は斎藤道三の正室である小見の方の病気平癒のため、サンゴの玉を献上して数珠を作ろう …

麒麟がくる|望月東庵(堺正章)ギャンブル依存症の実在しない架空の人物

大河ドラマ麒麟がくる 望月東庵 大河ドラマ「麒麟がくる」で堺正章が演じるのが、望月東庵という医者。望月東庵は実在する人物ではなく、ドラマの中で作られた架空のオリジナルキャラクターであり、「麒麟がくる」 …

麒麟がくる【孫六兼元】真柄切兼元や二念仏兼元など伝説を残す刀を作った岐阜県関市の刀鍛冶

大河ドラマ麒麟がくる 孫六兼元 大河ドラマ麒麟がくるの序盤の舞台である岐阜県は、かつて美濃国と呼ばれ、今も昔も関市を中心に日本刀製作の一大拠点でもありました。大河ドラマの中では鉄砲を手に入れた明智光秀 …

麒麟がくる【あまが池】信長が池の水ぜんぶ抜く!大蛇退治伝説を残す名古屋の蛇池とは?

麒麟がくる あまが池 大河ドラマ「麒麟がくる」の第9話では美濃と尾張の和議が成立し、織田信長(染谷将太)と帰蝶(川口春奈)は祝言をあげることになりますが、この祝言をこともあろうに信長がすっぽかすという …

麒麟がくる|朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)光秀を惑わせる天下の凡将は戦国時代の被害者ともいえる存在

大河ドラマ「麒麟がくる」 朝倉義景 大河ドラマ「麒麟がくる」でユースケ・サンタマリアが演じるのが、天下の凡将として名高い朝倉義景。 美濃を追われた明智光秀が帰蝶の命を受けた伊呂波太夫に勧められてたどり …