大河ドラマ西郷どん(せごどん)
大久保姉妹
大久保キチ・スマ・ミネ
大河ドラマ西郷どんで、大久保正助(利通)の謹慎中に世話になったお礼にと、西郷家に内職のお手伝いに来たのは3人の妹たち。
名前は、上から大久保キチ、大久保スマ、大久保ミネ。
あまり史実でも知られておらず、資料も少ないですが、今回は大久保利通の3人の妹たちを簡単に紹介していきます。
大久保キチ(石原キチ)
大久保キチは、大久保次左衛門と福の間に生まれた長女。
大久保正助(利通)の妹にあたる。
1832年に誕生し、のちに薩摩藩士・石原近昌(ちかまさ)に嫁いだ。
キチ役:佐藤奈織美
大久保スマ(山田スマ)
大久保キチは、大久保次左衛門と福の間に生まれた次女。
大久保正助(利通)の妹にあたる。
1837年に誕生し、のちに薩摩藩士・山田有庸(ありつね)に嫁いだ。
有庸との間に生まれた山田彦八は日露戦争、日本海海戦で活躍し、日本海軍の中将となっている。
スマ役:日下玉巳
大久保ミネ(石原ミネ)
大久保ミネは、大久保次左衛門と福の間に生まれた三女。
大久保正助(利通)の妹にあたる。
1840年に誕生し、のちに薩摩藩士・石原近義(ちかよし)に嫁いだ。
夫・近義は明治維新後に警視庁の創設に関わり、のちに中警視となった。
大久保利通は公共事業に私財を投じており、国の借金を個人で埋めていたために、この石原近義とミネに借金をしていたという。
ミネ役:髙野友那