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大河ドラマ西郷どん(せごどん)【妙円寺詣り】西郷小吉(隆盛)も参加した島津義弘の関ケ原敵中突破を記念した伝統行事

投稿日:2017年12月30日 更新日:

大河ドラマ西郷どん(せごどん)
【妙円寺詣り】

大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第1話の中で、西郷小吉(隆盛)らの下加治屋町郷中と、らの尾田栄作らの平之郷中が一番乗りをかけて争いを繰り広げる「妙円寺詣り」。

この「妙円寺詣り」には、のちに西郷の3番目の妻となる岩山糸もこっそり参加し、男たちがケンカしている間に一番乗りを果たしました。

今回は、西郷ら子供たちが色鮮やかな鎧姿で、上園神社から妙円寺まで駆け抜けた「妙円寺詣り」について簡単に紹介します。

 

 

出典:http://www.kagoshima-kankou.com/

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妙円寺詣り

鹿児島市内から日置市伊集院町までの約20㎞の道のりを歩いて参拝する伝統行事。

戦国時代、関ケ原の戦いで敵中突破の末、薩摩に帰還した島津義弘。

薩摩の武士は義弘公をしのび、江戸時代の泰平の世になっても士気を鼓舞し、心身の鍛錬をするため、鎧兜を身を着けて、徹夜で義弘公の菩提寺・妙円寺までの往復40キロの道のりを踏破して参拝しました。

明治2年(1869年)廃仏毀釈の影響で、妙円寺から徳重神社に変わってからも参詣は続き、現在は武道大会や、ウォークラリーなど、参加者10万人を越す鹿児島3大行事として受け継がれています。

大久保利通の日記には、嘉永元年(1848年)18歳の利通が、妙円寺詣りに参加して鎧を着て歩き、西郷隆盛らと偶然出会って共に参拝したことが記されており、当時も男女や身分を問わず、多くの見物客が詰めかけるほどの大きな催しであったことが記されています。

当時の妙円寺詣りは、各郷中のなかの二才(にせ)と呼ばれる14歳から25歳までの者が鎧兜で参加していたようで、前述の大久保や西郷のように明治維新と担っていく薩摩の若き藩士たちの交流の場であったのかもしれません。

ちなみに、島津義弘の敵中突破を追撃した井伊直政は、島津軍の銃弾が命中し、その傷がもとで2年後死去したといわれています。

大河ドラマ「おんな城主直虎」と「西郷どん」を、実はこの「妙円寺詣り」が繋いでいるのは偶然なのかな?ww

 

 

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