大河ドラマ「いだてん」
36話37話38話39話40話
あらすじ・ネタバレ・期待度
この記事では大河ドラマ「いだてん」の第36話~第40話までのあらすじと、各回の期待度を勝手に決めています。※激しくネタバレしますのでご注意下さい。
期待度については★5段階評価としています。あくまで私見ですのでご了承下さい。
いだてん全話あらすじはこちら↓
大河ドラマ「いだてん」
第36話 期待度★★★
この回の主役は完全に前畑秀子(上白石萌歌)。「がんばれ」のセリフが連呼され、それしか頭に残らないという、とんでもない回になる。4年前のロサンゼルス・オリンピックの銀メダルから雪辱を果たすため、練習を重ねてきた前畑秀子が日本の女性スポーツの悲願をついに達成する感動回ですが、意外とレースの内容自体はあっけないもの。
大河ドラマ「いだてん」
第37話 期待度★★★★★MAX!
第37話では「いだてん」のオリンピックをここまで引っ張って来た嘉納治五郎(役所広司)がついに死去してしまう悲しみの回。戦争が暗い影を落とし、東京オリンピック返上が叫ばれる中、嘉納治五郎はどんな思いで天国に旅立っていくのか。そして誰がその思いを引き継いでいくのか。初回以来、登場していなかった平沢和重(星野源)が登場するファン待望の回でもある。
大河ドラマ「いだてん」
第38話 期待度★★★
第38話は嘉納治五郎の死去によって大黒柱を失い、東京オリンピックが返上へと傾いていく回。小松勝(仲野太賀)とりくちゃん(杉咲花)の結婚、さらに五りんこと小松金治が誕生するなどおめでたい話もありますが、最後は太平洋戦争の勃発によって小松勝が出征してしまうという別れの回にもなる。物語自体はとんでもないスピードで月日が経っていくので、振り切られないように注意しないといけない。
大河ドラマ「いだてん」
第39話 期待度★★★★
第39話の主役は小松勝と古今亭志ん生。満州で出会った二人は行動を共にしてお互いの夢を語り合います。しかし、ソ連軍の南下によって小松勝は命を落とし、時を経て五りんは志ん生から父の最期を聞かされることになります。序盤から引っ張って来た五りんの絵葉書「志ん生の富久は絶品」の謎がついに解けるこの回。戦争の愚かさを改めて感じることになるでしょう。
大河ドラマ「いだてん」
第40話 期待度★★★
第40話の前半は歴史年表を見るかのごとく、淡々と年月を刻んでいって退屈な回になりそうですが、敗戦後の日本の復興のため、田畑政治が奮闘して再び東京オリンピックの招致に成功します。注目したいのは初回で描かれた平沢和重の伝説のスピーチ。嘉納治五郎の最期を看取った平沢のおかげで最後の最後で感動を呼ぶ涙の回となりそうな予感。