麒麟がくる関連

麒麟がくる【織田信安】岩倉城の織田伊勢守家当主は最後まで信長に反抗した男

投稿日:2020年1月20日 更新日:

大河ドラマ麒麟がくる
織田信安

大河ドラマ「麒麟がくる」では、織田信秀、信長親子の悲願である尾張国統一に最後の最後まで抵抗した人物として「織田信安」という人物が登場してきます。

ドラマの序盤では、清須城の織田彦五郎信友が織田信秀、信長親子の邪魔をして苦しめていますが、織田信安も尾張国守護代家に生まれたプライドからか斎藤高政(義龍)と連携して信長に抵抗していきました。

この記事では、信長の幼馴染であった「織田信安」がやがて敵対心を抱き、転落人生を歩んでいく生涯を紹介していきます。

 

出典:https://www.instagram.com/

スポンサーリンク

 

織田信安(1502~1591)

尾張の守護代・織田氏は清須城を拠点にして尾張下四郡を支配する「織田大和守家(以下、大和守家)」と、岩倉城を拠点にして尾張の上四郡を支配する「織田伊勢守家(以下、伊勢守家)」がありました。

織田信安はもともと祖父・織田敏定以前から続いてきた「大和守家」の系統でしたが、父とされる織田敏信の死後に「伊勢守家」の当主として岩倉城に迎えられたといいます。

 

出典:https://tomhan090.exblog.jp/

 

 

岩倉城に入った当初、信安はまだ幼かったために「弾忠正家」織田信秀の弟で犬山城主・織田信康の補佐を受けていたといわれます。

この頃の「弾正忠家」は交易の要衝・津島、熱田を抑えて圧倒的な経済力を誇り、実力の上では主家である「大和守家」や「伊勢守家」を凌ぐ勢力となっていました。

そんな中で成長していった信安と信長は、一緒に猿楽などを楽しんだ仲であったといいます。

しかし、信秀が死去すると信安は犬山城主・織田信清(信康の子)と所領問題で争うようになります。

その遺恨から、やがて信長と敵対するようになっていった信安は、天文22年(1553)に信長と内応した疑いで家老・稲田大炊助を誅殺しました。

 

出典:https://ameblo.jp/

スポンサーリンク

 

 

弘治2年(1556)、信長の最大の理解者だった斎藤道三が子の義龍に討たれると、信安は義龍と連携し、表立って信長と敵対するようになりました。

また、同年に信長の弟・信勝が反乱を起こした際にも信光は信勝に味方しています。

しかし、共に信長に対抗していた「大和守家」は守護・斯波氏への謀反ですでに信長によって潰されており、永禄元年(1558)に信勝も謀殺されると尾張での反信長勢力は信安だけになりました。

そして信安は「伊勢守家」の家督を長男・信賢ではなく、次男・信家を譲ろうとし、これに憤った信賢によって逆に岩倉城から追放されてしまいました。

信賢が継いで間もなく「伊勢守家」は浮野の戦いで信長に敗れて滅亡。

信安は尾張に帰還することなく、斎藤義龍の家臣となり、義龍死後はその子・龍興にも仕えて信長に抵抗しましたが、やがて斎藤氏も滅ぼされ、信安は京都に逃れました。

晩年、同族の誼から信長に許された信光は美濃白銀に所領を与えられ、最後は安土総見寺の住職となって天正19年(1591)に死去しました。

 

スポンサーリンク

 

大河ドラマ「麒麟がくる」あらすじ関連記事

下の記事では、大河ドラマ「麒麟がくる」のあらすじや登場する人物、キャスト、ゆかりの場所などを紹介しています。本編の予習、復習にお使い下さい。

大河ドラマ【麒麟がくる】全話あらすじ・ネタバレ・感想・期待度まとめ(初回から最終回まで)
大河ドラマ「麒麟がくる」 全話あらすじ・ネタバレ 感想・期待度まとめ この記事では、2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」全話のあらすじ・ネタバレと共に、各

2020大河ドラマ【麒麟がくる】人物・キャスト・関連記事|明智光秀の物語を予習、復習して楽しもう!
2020大河ドラマ「麒麟がくる」 人物・キャスト・関連記事 この記事では、大河ドラマ「麒麟がくる」に登場する人物、本編にある背景など、史実をもとに紹介した関連記事、疑問

スポンサーリンク

-麒麟がくる関連

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

麒麟がくる|斎藤道三・利政(本木雅弘)新資料で明らかになった親子2代の国盗り物語を中心にその生涯を追う

大河ドラマ「麒麟がくる」 斎藤道三(利政) 大河ドラマ「麒麟がくる」で本木雅弘が演じるのが、一代で油売りから成り上がって美濃一国を手中に治めた下克上の代表格「斎藤道三(利政)」。 しかし近年の研究では …

麒麟がくる【鹿島の太刀】剣豪・塚原卜伝の「鹿島新當流」一つの太刀を学んだ将軍・足利義輝の剣術

大河ドラマ麒麟がくる 鹿島の太刀 大河ドラマ麒麟がくるでは、生涯の友とされる明智光秀と細川藤孝(幽斎)が初対面のときに、ちょとしたことから斬り合いに発展する大騒動になってしまいます。この二人による斬り …

麒麟がくる|望月東庵(堺正章)ギャンブル依存症の実在しない架空の人物

大河ドラマ麒麟がくる 望月東庵 大河ドラマ「麒麟がくる」で堺正章が演じるのが、望月東庵という医者。望月東庵は実在する人物ではなく、ドラマの中で作られた架空のオリジナルキャラクターであり、「麒麟がくる」 …

麒麟がくる【土岐頼芸の祖父・土岐成頼】大河ドラマ麒麟がくる以前の美濃、土岐氏、斎藤氏の関係に迫る①

大河ドラマ麒麟がくる 土岐成頼 大河ドラマ「麒麟がくる」の序盤の舞台は室町時代末期の美濃国。明智光秀は斎藤利政(道三)に仕える明智家の一門として物語が始まります。美濃国は代々にわたって守護である土岐氏 …

麒麟がくる|於大の方(松本若菜)水野家に生まれ、運命に翻弄された家康の母

大河ドラマ麒麟がくる 於大の方 大河ドラマ「麒麟がくる」では松平竹千代(のちの徳川家康)の母として松本若菜が演じる「於大の方」が登場します。この「於大の方」は、大河ドラマ「おんな城主直虎」にも登場して …

スポンサーリンク