大河ドラマ「麒麟がくる」
初回あらすじネタバレ
ここでは令和2年大河ドラマ「麒麟がくる」初回のあらすじ・ネタバレについてザックリと書いています。放送前に先の展開を知りたくない方は【ネタバレ注意】は特にご遠慮下さい。また勝手にふざけて文章を書いている部分もありますので、ここのあらすじは本編の大河ドラマ「麒麟がくる」と全く同じものではありません。なお、放送後の感想については、別ページで書いていきますのでそちらもよろしくお願いします。
大河ドラマ「麒麟がくる」
初回
あらすじ【ネタバレ注意】
光秀、旅に出る
時は室町時代末期、第13代将軍・足利義輝の時代。
幕府内では管領の細川氏、斯波氏、畠山氏が権力抗争に明け暮れ、将軍は京を追われて近江に逃れ、幕府の権威は失墜しつつあった。
そんな中、美濃国では土岐家が守護として支配していたが、幕府の弱体化により実権は守護代・斎藤利政(のちの道三)が握っていた。
明智十兵衛光秀は美濃国衆で明智荘を治める明智光綱の子として生まれたが、父はすでに亡くなっており、叔父の明智光安が明智一族を取り仕切っていた。
光秀は明智荘を襲う野盗に頭を悩ませながらも、常に最前線で戦っていた。
そんなある時、藤田伝吾(行政)らと共に野盗と戦闘になった際、すさまじい轟音とと共に仲間の一人が倒れ、光秀は驚愕する。
そして、野盗に捕まっていたという菊丸から話を聞き、光秀は堺でしか出に入らないという最新兵器「鉄砲」の存在を知った。
光秀はすぐに主君・利政に直訴することで、鉄砲を備えた野盗の再襲来に打開策を講じようとしたが、叔父の光安はこれに対して許可を出さず、全く取り合ってくれない。
納得いかない光秀は直訴する機会を伺っていると、そこに利政の長男である斎藤高政(のちの義龍)がやってきた。
二人は幼少の頃からの友であり、光秀は高政の手引きで利政と面会することが叶った。
光秀が城に上がると、利政は大量の珊瑚の玉を並べて品定めしている。
この玉は利政の正室・小見の方の病気を案じた日運和尚が数珠を作るために献上したものだったが、ここで利政は光秀と高政に「数を当てて見ろ」と命じた。
すると、おおざっぱな数を答えて叱られる高政をよそに、光秀は論理的に数をはじきだし、的確な数字を答える。
これに感心した利政が褒美として珊瑚をくれると、光秀は自分の話を始めた。
光秀は明智荘は野盗に苦しめられていること、その野盗が鉄砲という武器をもっていることを伝えたが、利政はこれを一蹴。
しかし光秀は諦めず、自分が堺に行って鉄砲を持ち帰り、さらに小見の方の病気を治す名医を連れくると言うと、利政は顔色を変えて光秀の堺行きを命じたのであった。
松永久秀との出会い
館に戻ると、光秀の話を聞いた母・牧は心配していたが、父・光綱が土岐氏の上京の際には必ず同行していたことを思い出すと「武門の誇り」と言って快く送り出してくれた。
こうして旅立った光秀は途中で情報収集する内に、堺の刀鍛冶「辻屋」の宗次郎の名を聞いた。
そして堺にたどり着いた光秀は、早速「辻屋」を訪ねると店先で幕府の奉公衆である三淵藤英たちに出くわした。
三淵らは光秀が美濃国の出身だと知ると、斎藤利政は成り上がりの田舎大名とバカにし、鉄砲は戦闘に不向きだと話す。
利政に鉄砲を持ち帰ると約束した光秀は三淵の言葉に耳を貸さず、鉄砲の注文をかけたものの、宗次郎からは「二か月かかる」と答えられて途方に暮れてしまった。
そこに後ろで一部始終を見ていた男が口を挟み、宗次郎を叱りつけて光秀を宿に誘った。
名を松永久秀といったこの男は、混乱する幕府統治の世を腕一本でのし上った斎藤利政を評価していた。
松永久秀に心許した光秀は酒を飲み交わす内、利政には全ての美濃国衆が従っているわけではないし、利政本人はそのことを恥じることもないなどと愚痴を言うと、松永久秀も主君・三好長慶に取り立ててもらっているものの、くすぶる気持ちがあって二人は意気投合するのであった。
酒に弱い光秀が酔いつぶれて翌朝目を覚ますと、松永久秀の姿はなく、懐に入れておいたはずの金もなくなっていた。
慌てふためいた光秀であったが、よく見ると枕元には「また会おう」と書かれた紙切れと共に、布に包まれた鉄砲が1挺置かれていた。
こうして鉄砲を手に入れた光秀は堺をあとにし、小見の方の病気を治せる名医を探しに京に向かった。
麒麟がくる
活気のあった堺に比べて荒れ果てた京の惨状に心を痛めつつ、光秀は聞き込みを始めたが、すでに名医と謳われた曲直瀬道三のような医者は京に残っていないことが分かる。
しかし、もしかすると六角堂には望月東庵という医者だけが住んでいるかもしれないという情報を聞いた光秀は、急いで六角堂に向かった。
東庵の家につくと光秀は東庵の助手・駒から借金取りと間違われて話が進まない。
東庵は賭け事が好きて負けては借金を繰り返していたからだった。
大金がもらえると聞いて東庵の心は揺れていたが、大名に呼ばれて診察に行った際に嫌な思いをした過去があったため、光秀の申し出を断った。
そんな時、野盗が町に火をつけて少女が燃える家に取り残されてしまう。
すると、慌てる東庵と駒をよそに光秀は迷わず火の中に飛び込み、少女を助けた。
駒は少女を助けた光秀を見て、自分が幼い頃に武士に火事から助け出されたこと、王が仁のある政治を行うときに現れるという神聖な霊獣「麒麟」の話を語った。
そして東庵は自分の家が焼けてしまったことを理由に、美濃に向かうことを了承するのであった。
次回 大河ドラマ「麒麟がくる」第2話あらすじ
大河ドラマ「麒麟がくる」
放送後の感想について
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