2020大河ドラマ「麒麟がくる」あらすじ(本能寺の変)の予想
大河ドラマ「麒麟がくる」は、2018-2019朝ドラでも出演している長谷川博己さんが主人公・明智光秀を演じること、2019大河ドラマ「いだてん」の視聴率低迷が続いていることで期待度がいやおうなしにも高まっていると思われます。
そんな中、いよいよこの「麒麟がくる」のキャストについても少しづつですが発表されてきました。現在発表されているキャストは以下のとおり。
大河ドラマ「麒麟がくる」キャスト
明智光秀・・・長谷川博己
織田信長・・・染谷将太
斎藤道三(利政)・・・本木雅弘
駒・・・門脇麦
帰蝶(濃姫)・・・沢尻エリカ→川口春奈
菊丸・・・岡村隆史
明智牧・・・石川さゆり
明智光安・・・西村雅彦
織田信秀・・・高橋克典
平手正秀・・・上杉祥三
土岐頼芸・・・尾美としのり
斎藤義龍(高政)・・・伊藤英明
望月東庵・・・堺正章
織田信長役
「麒麟がくる」キャストからあらすじ(本能寺の変)を予想してみる
大河ドラマ「麒麟がくる」の公式発表では、明智光秀(長谷川博己)は斎藤道三(本木雅弘)を父代わりとし、下剋上を成し遂げさせる知将として描かれ、斎藤道三から「大きな世界と対峙することがおまえの使命だ」という言葉に応えて成長し、やがて織田信長(染谷将太)の盟友となり、信長を支えていくとなっています。
また、今回の織田信長像については「従来の価値観を否定」し、保守的な一面を描くことも発表されています。
もともと明智光秀の前半生は謎につつまれているので、序盤の美濃編で斉藤道三から影響を受けて知将としての才覚を表し、中盤で織田信長と出会って天下統一にまい進していくことになろうかと思いますが、光秀のクライマックスである本能寺の変の真相はどのように描かれるのでしょうか?
公式でも「従来の価値観を否定」とあり、キャストの信長役である染谷将太さんのイメージから予想すると、今回の織田信長は「覇王」のような雰囲気を持たない、どことなく情けなくてほっとけない人物になりそうな気がします。
だからこそ、明智光秀は織田信長を支えて天下泰平の世を作っていこうとするのでは。
しかし終盤になると、これまでの光秀の功績もあって天下統一が目前に迫ってくると、この信長が人が変わり「俺だからできたんだ!だからみんな言うこと聞けよ」みたいな錯覚を起こし、家臣や民衆の心が離れていくって展開ではないかと予想します。
そんな中でも光秀は信長を信じ続けるとは思いますが、やがて「大きな世界と対峙することがおまえの使命だ」という道三の言葉が胸に深く刺さっている光秀は裏切り者の汚名をあえて着て、自分が信長を葬ることで世を正しい道に向かわせようと本能寺の変を起こすんでしょう。
もちろん知将・光秀は盟友を裏切った代償として自分も「死」を選び、誰か(秀吉)に討ってもらうことを自ら望んでね。
結局、主人公になった時点で明智光秀の「悪」のイメージは出せなくなるわけで、よく言われる秀吉、家康、朝廷、長宗我部などの「黒幕説」も知将=光秀を売りに出している限りは絶対採用はできないはず。
誰かに乗せられた結果、「三日天下」なんて主人公としてはあってはならないでしょ。
ならば、やはり「主人公=民衆を助けるヒーロー」として描き、本能寺の変は変貌した主君を「世のために仕方なく」殺害するという展開でいくはず。
NHKは「従来の価値観を否定」とはいいつつも、「いだてん」で離れた従来の大河ドラマファンの引き戻しのため、これまで何度も見てきたような王道パターンに収めるだろうと私は思ってますが、皆様の予想はいかがでしょうか?