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麒麟がくる【織田信賢】岩倉城で信長に反抗した最後の織田伊勢守家

投稿日:2020年1月21日 更新日:

大河ドラマ麒麟がくる
織田信賢

大河ドラマ麒麟がくるでは、織田信長の尾張統一に立ちはだかる壁として、同じ一族で清須城主・織田彦五郎信友と岩倉城主・織田信安が登場しますが、今回紹介するのは岩倉城の信安の嫡男である「織田信賢」です。

「織田信賢」は父・信友と共に美濃の斎藤高政(義龍)や駿河の今川義元と通じて、信長への対抗を考えていましたが、のちにお家騒動を起こしてしまい、結果的に信長の尾張統一を加速させることになってしまった人物です。

それでは、尾張国における最後の反信長勢力ともいえる「織田信賢」について簡単に紹介していきます。

 

出典:https://shurasoul.gamerch.com/

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織田信賢

尾張の守護代・織田氏は清須城を拠点にして尾張下四郡を支配する「織田大和守家(以下、大和守家)」と、岩倉城を拠点にして尾張の上四郡を支配する「織田伊勢守家(以下、伊勢守家)」がありました。

織田信賢は「伊勢守家」の織田信安の嫡男として生まれました。

母は「大和守家」を支えた『清洲三奉行』の一つ、織田氏庶流の「織田弾正忠家(以下、弾正忠家)」の織田信定の娘といわれています。

父・信安は交易の要衝・津島、熱田を抑えて圧倒的な経済力を誇っていた「弾正忠家」の織田信秀の死去後、後を継いだ信長に敵対心を抱き、美濃の斎藤義龍と手を組んで攻撃するなど、信長による尾張国統一に激しく抵抗していました。

 

出典:https://tomhan090.exblog.jp/

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そんな中で育った信賢は父と同様に「弾正忠家」織田信長に敵意を抱くようになりましたが、永禄元年(1558)に信賢にとって予想外の出来事が起こりました。

父・信安が「伊勢守家」の家督を寵愛していた次男・信家に決め、信賢を廃嫡しようとしたのです。

このため「伊勢守家」は『信賢派』と『信安・信家派』に分かれて混乱。

最終的には信賢が岩倉城から父と弟を追放して混乱を収めましたが、信長はこの「伊勢守家」の家督争いの間に、独立勢力となっていた犬山城主・織田信清(信長の叔父)を味方に組み入れて戦いに備えていました。

そして同年、信長が2,000の兵を率いて出陣すると、信賢は浮野の地で3,000の兵を率いて迎え撃ちました。

両者は激戦を繰り広げ、一進一退の攻防が続きましたが、やがて信長軍に信清の援軍が到着すると戦況は一変。

信賢は1,200を超える死者を出して大敗し、岩倉城へ逃げ帰ることとなりました。

この戦いの翌年、再び信長は兵を率いて信賢の本拠である岩倉城を包囲しました。

前回の戦いで多くの兵を失っていたものの、よく戦った信賢は数か月間の籠城戦の末に降伏しました。

こののち信賢は追放処分となり、行方が分からなくなりますが、晩年に旧臣であった山内一豊によって土佐国に招かれて死去したといわれています。

 

出典:https://wikiwiki.jp/

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