麒麟がくるあらすじ

麒麟がくる第16話あらすじネタバレ|親子の対立、帰蝶と決裂、光安の憂鬱、光秀は複雑

投稿日:2020年1月13日 更新日:

大河ドラマ「麒麟がくる」
第16話「大きな国」
あらすじ【ネタバレ注意】

タイトルがラップのようになっていますが、この回では斎藤家を引き継いだ斎藤高政(義龍)が父・斎藤道三との対決を決意。そして明智光秀は高政を引きづり下ろそうとした帰蝶と決裂する。そんな中、光秀の叔父・明智光安は高政に取り入ろうと宴会芸などを見せるが失敗。やがて美濃は斎藤親子の対決に向けて話は進み、明智家の領地替えを高政に命じられて憂鬱になっていた光安は道三に味方することを決める。この決断に明智光秀は複雑な思いのまま従うことになるのか?それでは親子の対立、帰蝶と決裂、光安の憂鬱、光秀は複雑が描かれる大河ドラマ「麒麟がくる」の第16話あらすじネタバレいってみましょう!

前回 大河ドラマ「麒麟がくる」第15話のあらすじ

麒麟がくる第15話あらすじネタバレ|帰蝶の策略!道三の家督継承と信長の飛躍に絡むマムシの娘が怖すぎる第15話
大河ドラマ「麒麟がくる」 第15話「道三、わが父に非ず」 あらすじ【ネタバレ注意】 前回、婿の織田信長との対面を終えた斎藤利政が仏門に入り、ついに正式に『斎藤道三』が

スポンサーリンク

 

大河ドラマ「麒麟がくる」第16話あらすじ

親子の対立、帰蝶と決裂

弘治元年(1555)秋、斎藤高政(のちの義龍)が日根野備中守(弘就)に命じ、斎藤道三の次男・孫四郎と三男・喜平次を殺害すると、道三は稲葉山城を出て大桑城に入り、高政に敵対する態度を見せ始めた。

国が二分すれば美濃は弱体化すると考えていた明智光秀は、これを避けるべく織田信長と帰蝶の清須城に向かった。

帰蝶は孫四郎たち二人の弟を殺した高政に怒り心頭だったが、光秀はそこまで高政を追い込んだのは帰蝶であると指摘する。

明智一族まで巻き込んで、高政に代わり家督を継ぐよう孫四郎をそそのかしたのは帰蝶だったからだ。

道三と高政の戦を一番望んでいるのは帰蝶だと考えた光秀は、これ以上の手出しはやめて欲しいと願い出るが、帰蝶はこれを断った。

道三は信長と手を組めば交易が盛んになり、美濃も豊かになるとしていたが、高政は信長と敵対する岩倉城の織田信安、信賢親子と通じ、今川義元とも組もうとしている。

今の状況はもはや美濃だけで収まる問題ではないと訴える帰蝶。

これに対し、光秀は「高政は信長と手を切るとは明言していない。もしそうなれば阻止してみせる」と言う。

しかし、このときの帰蝶は光秀に対して不信感をあらわにし、光秀に帰るよう命じて隣の部屋に立ち去ってしまった。

光秀への不信感の原因は、殺害事件前に孫四郎を会わせたにもかかわらず、光秀が追い返していたからだった。

一方、隣の部屋で二人の話を聞いていた信長は、光秀の方に理解を示していた。

信長の情報によると道三の兵数は2,000に過ぎず、一方の高政は10,000以上になるとのことだった。

さらに、もし自分が加勢に出れば、清須の背後を織田信賢らに突かれる恐れもあると説明すると、信長にも我慢ならなくなった帰蝶はこの部屋からも出ていくのであった。

 

スポンサーリンク

 

光安の憂鬱、光秀は複雑

駿河では望月東庵の治療の甲斐なく、今川義元の軍師・太原雪斎が病死し、これを隠すために東庵と駒は臨済寺に足止めされていた。

二人が鍋をつつきながら不満をぶちまけていると、本堂から松平元信(以前の竹千代、のちの徳川家康)の声が聞こえてきた。

太原雪斎から学問を教わっていた元信は、雪斎の死を隠すためにいつもどおり臨済寺に通い、一人で朗読をしなければならなかったのだ。

やがて鍋の匂いに誘われて元信が東庵のところにやってきて、ジロジロと駒を観察し始めた。

太原雪斎は駒のことを「よく気のつく女子」だと言って褒めていたらしい。

そんな時、見張りに連れられた菊丸がやってきて皆に美濃の騒動の話を伝えた。

光秀のことが心配になった駒は居ても立っても居られなくなり、「自分を連れ出して!美濃まで!無理ならば尾張まで!」と菊丸の手を握る。

すると菊丸は頬を赤らめ大きく頷いた。

 

光秀が稲葉山城に戻ると、高政の御前で稲葉良通(のちの一鉄)ら重臣たちが酒宴を開いていた。

そこには叔父・明智光安もおり、汗だくになるまで踊って必死に高政に取り入ろうとしていた。

光秀は奥の部屋に通されると、高政に戦を仕掛けないように念を押した。

高政は「信長が動かなければ、父上も動けまい」として自分から仕掛けるつもりはなさそうだった。

また、光秀は城下に「高政の実父は土岐頼芸である」という噂が広まっていることを言うと、高政は自分が広めたと告白した。

出自不明の成り上がり者の子より、土岐源氏の血を引く者とすることで美濃の人々を安心させ、幕府にいずれ守護職に任じてもらおうと考えてのことだった。

さらに高政は光安の隠居と光秀の家督相続、明智荘の領地替えを提案してきた。

美濃の国政を刷新するため、領地の見直しが必要と思っていた高政は、明智荘より広い領地を与えることを約束したが、光秀の心中は複雑だった。

 

その後、光秀は道三が高政と一戦交える覚悟を決め、大桑城に同志を集めていると明智左馬之助(秀満)から聞いた。

それに応えるように光安は大桑城に行くことを決意したという。

光安は稲葉山城での酒宴のあと、隠居と明智荘からの領地替えの話があり、高政に対して反感の思いを持っていた。

この光安の決断が明智家存亡の危機であると考えた光秀は何とか光安を押しとどめようとするのであった。

 

次回 大河ドラマ「麒麟がくる」第17話あらすじ

麒麟がくる第17話あらすじネタバレ|長良川の戦いと斎藤親子の一騎打ち!
大河ドラマ「麒麟がくる」 第17話 あらすじ【ネタバレ注意】 ついに大河ドラマ「麒麟がくる」の序盤の佳境、斎藤親子の対決「長良川の戦い」が描かれるのがこの回。大軍の斎

スポンサーリンク

全話あらすじ・ネタバレ記事

大河ドラマ【麒麟がくる】全話あらすじ・ネタバレ・感想・期待度まとめ(初回から最終回まで)
大河ドラマ「麒麟がくる」 全話あらすじ・ネタバレ 感想・期待度まとめ この記事では、2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」全話のあらすじ・ネタバレと共に、各
2020大河ドラマ【麒麟がくる】人物・キャスト・関連記事|明智光秀の物語を予習、復習して楽しもう!
2020大河ドラマ「麒麟がくる」 人物・キャスト・関連記事 この記事では、大河ドラマ「麒麟がくる」に登場する人物、本編にある背景など、史実をもとに紹介した関連記事、疑問

大河ドラマ「麒麟がくる」第16話の感想

麒麟がくる感想【第16話】道三の遺言?光秀に託した大きな国!斎藤親子の対決に悩む第16話
大河ドラマ麒麟がくる第16話 「大きな国」感想 関連記事 大河ドラマ「麒麟がくる」第16話あらすじ 大河ドラマ「麒麟がくる」全話あらすじ・ネタバレ [ad

スポンサーリンク

 

-麒麟がくるあらすじ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

大河ドラマ【麒麟がくる】あらすじ・キャストを大予想!本能寺の変の真相、明智光秀と妻木煕子の恋愛を描く?誰が演じる?

大河ドラマ「麒麟がくる」 あらすじ・キャストを大予想 平成30年4月19日、謎に満ちた明智光秀の生涯を描く、2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が発表されました。 主演の明智光秀役は、2018年度 …

麒麟がくる第15話あらすじネタバレ|帰蝶の策略!道三の家督継承と信長の飛躍に絡むマムシの娘が怖すぎる第15話

大河ドラマ「麒麟がくる」 第15話「道三、わが父に非ず」 あらすじ【ネタバレ注意】 前回、婿の織田信長との対面を終えた斎藤利政が仏門に入り、ついに正式に『斎藤道三』が誕生!これと同時に斎藤家の家督は嫡 …

麒麟がくる|初回2話3話4話5話あらすじネタバレ期待度まとめ

大河ドラマ「麒麟がくる」 初回2話3話4話5話 あらすじ・ネタバレ・期待度 この記事では大河ドラマ「麒麟がくる」の初回~第5話までのあらすじと、各回の期待度を勝手に決めています。2020年の大河ドラマ …

麒麟がくる第6話あらすじネタバレ|光秀の熱い思い応えた将軍・義輝の久秀救出作戦が大成功!駒との再会を果たす第6話

大河ドラマ「麒麟がくる」 第6話「三好長慶襲撃計画」 あらすじ【ネタバレ注意】 この回では京に上った明智光秀が松永久秀と再会。しかし喜びもつかの間、都には権力を巡って激しい争いは繰り広げられており、光 …

麒麟がくる第11話あらすじネタバレ|帰蝶がむちゃブリ!落ち目の織田家を救うため光秀が奔走する第11話

大河ドラマ「麒麟がくる」 第11話「将軍の涙」 あらすじ【ネタバレ注意】 前回に今川氏に捕まってしまった織田信秀の長男・信広と、織田氏が預かっていた松平竹千代(のちの徳川家康)の人質交換がやっと成立。 …