大河ドラマ直虎40話あらすじ　当主とは？万千代が直虎と衝突し、小野万福と共に秀吉を超える日の本一の草履番になる第40話　10/8

出典：http://www.nhk.or.jp/

NHK公式サイトより

虎松（菅田将暉）は家康（阿部サダヲ）から「万千代」という名を与えられるが、井伊の家名を再び立てる代わりに草履番の役目を申し付けられる。万千代が松下の名を捨てたことに驚いたしの（貫地谷しほり）は、裏で根回しをした南渓（小林薫）のもとを訪れ、怒りをぶつける。直虎（柴咲コウ）も井伊家の再興は望んでおらず、万千代を説得するため浜松へ向かう。一方、万千代は万福（井之脇海）とともに慣れない草履番の仕事に悪戦苦闘していたが･･･。

NHK公式サイト　大河ドラマ「おんな城主　直虎」第40回「天正の草履番」より抜粋

 

万千代の反発

虎松が「松下万千代」ではなく「井伊万千代」として徳川に仕えることは、松下家と井伊家は混乱した。

松下家当主・松下源太郎はショックのあまり寝込んでしまい、しのは直虎に激怒する。

さらに直虎は、近藤康用のもとにも赴いて申し開きを向かわなければならなかった。

 

一方、万千代のほうは徳川家臣として何としても出世してやると意気込んでいた。

常慶が井伊や松下からの手紙を持ってきたが開くこともせず、工夫をこらして仕事に励む。

草履番の大変なところは、皆が帰る時。

大勢の人間が集まるため、手間取って怒られることが多い。

万千代は、効率性を高めるため棚を設置することにした。

そんな中、万千代のもとに直虎を連れた常慶が現れた。

直虎は万千代に話があると言ったが、万千代は見向きもしない。

すると、直虎は万千代の背中に語りかけた。

「井伊を名乗ったのは死んでいった井伊の者たちのためと思うが、生き残った井伊の者にとっては、それはありがたいとは言えない」

万千代は言う。

「そなたは当主ではない。百姓になぜ説教されなければならないのか」

この二人の言い争いは、家康の登場により中断してしまい、直虎は家康に誘われるがままに座敷に向かった。

 

 

 

 

家康の思い

直虎は家康に対して、「井伊」の再興は生き残った者としては、ありがた迷惑であることを告げる。

そして、直虎は「井伊」の家がないほうが、お家の為と誤解されずに井伊谷の土地と人を守っていけると続けた。

すると、家康は井伊家復興の理由を、①井伊家を助けられなかった後悔をなくすため、②瀬名の望みであること、③今川の国衆であった「井伊」として厳しい目で見られた方が、万千代が大きく育つから、と説明した。

そして家康は続けた。

「徳川家が大きくなれば大きくなるほど、三河出身の者以外の家臣が必要となる」

「そういう者でも出世できるという徳川家にしたい」

「万千代はその先駆けになれる男」

「武田信玄や織田信長のような才能のない自分には、人こそ宝である」

家康の言葉は、人材不足に苦労した経験のある直虎の心を打った。

そして家康に主君としての器を感じるのであった。

 

 

 

 

日の本一の草履番

その後、松下家に事情を話しに向かった直虎。

跡取りを失った『松下家としてのしの』は、万千代を説得できない直虎に対して怒りをブチ撒けた。

しかし、松下家当主・源太郎は、井伊家再興はしのにとっても嬉しいことのはずであるとなだめ、親として送り出すことを決意する。

源太郎の寛大な心に、二人は頭を下げるしかなかった。

 

そのころ、井伊万千代と小野万福の二人は、草履番の役目を極めていた。

家臣の名前を覚え、近づいてきたら足元に草履を投げ込む。

あまりの手際のよさに、家康は「すでに日本一ではないか」と称賛した。

これで小姓になれる考えた万千代であったが、まだまだ甘かった。

小姓になるためには、さらに新しい課題をクリアしなければならないのであった。

 

 

 

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