大河ドラマ直虎　狩野飛騨守（一庵）とは？新野家の次女・桔梗が嫁いだ北条家臣・狩野主膳の父

大河ドラマ「おんな城主　直虎」で新野左馬助の三姉妹（あやめ、桔梗、桜）は、井伊家の後継ぎである虎松（のちの井伊直政）の世話役として仕えていますが、吉倉あおいが演じる次女・桔梗は、第24話「さよならだけが人生か？」で北条家臣の狩野飛騨守一庵（狩野泰光）の息子に嫁ぐことになります。

桔梗の妹である新野三姉妹の三女・桜は、今川の人質としての要素が強い縁談話でしたが、直虎が桜の夫となる庵原朝昌に直接会い、その器量に感服し話はまとまっていました。

そこで直虎は次女・桔梗の嫁ぎ先を探します。

直虎も桜の結婚で井伊家当主として割り切ったのか、桔梗は政略結婚の道具として井伊家のためになる嫁ぎ先を探すよう小野政次に依頼しました。

直虎が考えたのは、今川の唯一の同盟相手である北条氏。

今川に怪しまれることなく、北条氏の動きを知りたいという狙いがあったのです。

少し、桔梗が可哀そうな気もしますが、政次は北条家臣の狩野飛騨守一庵（狩野泰光）の息子・主膳との縁談をまとめます。

今回は、その桔梗の夫・主膳の父である狩野飛騨守一庵（狩野泰光）について簡単に説明していきたいと思います。

ちなみに桔梗の夫・主膳については、よくわかっていません・・・

 

新野家の次女・桔梗

出典：http://www.matsu-c.com/

出典：http://www.nhk.or.jp/

 

 

狩野飛騨守一庵（狩野泰光）生没年：？～1590

狩野飛騨守一庵（狩野泰光）は戦国時代の武将で伊豆・狩野氏の一族。

北条氏康の代から仕えたとされ、史料によっては氏康から「康」の字を与えられたと考えられる｢康光｣の表記もみられる。

狩野飛騨守一庵（狩野泰光）は、はじめ北条氏康の御馬廻衆（護衛や伝令役）として仕える。

1568～1569年の間に氏康の三男・氏照の奉行人・評定衆となり、主に氏照支配下の国人衆との連絡役を務めた。

その後、八王子城や滝山城の留守居役などを任される。

 

肉体労働（御馬廻衆）　→　事務職（奉行人）　→　管理職（留守居役）へ

 

1568年を最後に『狩野一庵』の名は記録から見られなくなるため、この頃に没したとも言われていたが、近年、狩野泰光と同一人物であることが判明した。

1582年の本能寺の変に際し、北条氏直が織田の滝川一益に出した書状では、深谷にいた狩野飛騨守一庵（狩野泰光）経由で、本能寺の変を知ったと書いている。このことから狩野飛騨守一庵（狩野泰光）は、織田の滝川勢と接する最前線に配置されていたと考えられている。

1590年の豊臣秀吉による小田原征伐時、狩野飛騨守一庵は、中山家範らと共に八王子城を守ったが、上杉景勝、前田利家、真田昌幸らの大軍に攻められ、三の丸で討ち死にした。

 

史料が何も残っていないということは桔梗の夫・主膳も、おそらく討ち死にした可能性が高いですが、桔梗はその後どうなったんですかね？

井伊家が引き取っているといいけど・・・

 

 

夫のことはよく分からないけど、英孝よりいっか！

出典：http://www.nhk.or.jp/

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